2019年のXリーグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Xリーグ 2019
リーグXリーグ
スポーツアメリカンフットボール
期間レギュラーシーズン: 2021年8月24日 - 2021年11月17日
プレーオフ:2021年11月30日 - 2021年12月16日
X1 Super
シーズン優勝富士通フロンティアーズ
準優勝オービックシーガルズ
X1 Area
シーズン優勝アサヒ飲料チャレンジャーズ
X2・X3リーグ
X2東地区優勝ブルーサンダース
X2中地区,西地区優勝BULLSフットボールクラブ,大阪ガススカンクス
第33回ジャパンエックスボウル
優勝富士通フロンティアーズ
  準優勝パナソニック インパルス
シーズン
← 2018

2019年のXリーグは23回目のXリーグである。

概要[編集]

前年度の「Super9」「Battle9」から大幅に変更され、以下のとおり実質的に2部制となった。

  • X1 Super: 前年度のJXBトーナメントに出場した8チーム(Super9の上位6チームとワイルドカード勝者の2チーム)で構成される。
  • X1 Area: 上記以外のSuper9・Battle9の10チームとX2リーグから昇格した2チームの計12チームで構成され、これを4チームずつ、イースト・セントラル・ウエストの3地区に分ける。(実際には、2018年度のXリーグ Battle9に所属したBULLSがX2に自主降格し、X2ウエスト優勝のオーパーツ福岡SUNS(現:イコールワン福岡SUNS)が入替戦でサイドワインダーズを破ったため、2018年度のX2リーグからは4チームが昇格した。)

X1 Superは総当たりのリーグ戦7試合を行い、その後、上位4チームによるポストシーズンのトーナメント戦を行う。決勝戦は12月16日に東京ドームで「ジャパンエックスボウル」として行われた。優勝チームは大学選手権優勝校とのライスボウル(2020年1月3日東京ドーム)に出場する。

X1 Areaはリーグ戦6試合(地区内3試合と地区外3試合)を行い、地区優勝チームの中で総合順位1位と2位のチームが「X1 Area ファイナル」を戦う。その勝者はX1 Superの最下位チームとの入替戦を戦い、勝てばX1 Superに昇格する。

できごと[編集]

2019年度のリーグ編成[編集]

X1 SUPER[編集]

X1 AREA[編集]

X2[編集]

X3[編集]

東日本地区[編集]

西日本地区[編集]

X1 Super[編集]

レギュラーシーズン[編集]

順位 チーム 試合数 備考
1 富士通 7 7 0 プレーオフ準決勝へ
2 オービック 7 6 1
3 パナソニック 7 5 2
4 エレコム神戸 7 3 4
5 IBM 7 3 4
6 東京ガス 7 2 5
7 オール三菱 7 1 6
8 ノジマ相模原 7 1 6 入替戦へ

4位と5位、7位と8位は直接対決の結果による。

プレーオフ[編集]

準決勝 第33回ジャパンエックスボウル
           
11月30日・富士通スタジアム川崎    
 富士通 31
 エレコム神戸 13  
  12月16日・東京ドーム
 富士通 28
   パナソニック 26
11月30日・万博記念競技場  
 パナソニック 24
 オービック 14  

X1 Super-X1 Area入替戦[編集]

アサヒビールシルバースター20–32ノジマ相模原ライズ

ノジマ相模原ライズがX1 Superに残留。

X1 Area[編集]

レギュラーシーズン[編集]

順位 チーム 試合数 TB1 TB2 抽選 備考
1 アサヒ飲料 6 6 0 X1 Area ファイナルへ
2 アサヒビール 6 4 2 21 11
3 リクシル 6 4 2 21 11 ×
4 明治安田 6 4 2 14 7
5 電通 6 4 2 14 6
6 富士ゼロックス 6 4 2 13
7 みらいふ福岡 6 4 2 12
8 名古屋 6 3 3
9 ブルザイズ 6 2 4
10 警視庁 6 1 5
11 アズワン 6 0 6 25
12 AFCクレーンズ 6 0 6 21 入替戦へ

勝利数が並んだ全てのチームの間で直接対決が無かった場合は、以下の優先順位で順位を決定する。(1.TB1 対戦相手の勝利数、2.TB2 勝利した対戦相手の勝利数、3.抽選)

X1 Area ファイナル[編集]

アサヒビールシルバースター34–31アサヒ飲料チャレンジャーズ

アサヒビールがX1 Super8位との入替戦に出場。

X1 Area-X2 入替戦[編集]

BULLSフットボールクラブ37–0AFCクレーンズ

BULLSがX1 Areaに昇格。

X2・X3リーグ[編集]

X2・イースト[編集]

順位 チーム 試合数 備考
1 ブルーサンダース 5 5 0 X1昇格の意思を示さず
2 バーバリアン 5 4 1
3 Sony 5 2 3
4 TRIAX 5 2 3
5 ウォーリアーズ 5 2 3
6 ハリケーンズ 5 0 5

3位~5位は得失点差による。

X2・セントラル[編集]

順位 チーム 試合数 備考
1 BULLS 5 5 0 入替戦へ
2 ラングラーズ 5 4 1
3 ZERO FIGHTERS 5 3 2
4 ハーバース 5 2 3
5 セイバーズ 5 1 4
6 オックス川崎 5 0 5

X2・ウェスト[編集]

順位 チーム 試合数 備考
1 大阪ガス 5 5 0 X1昇格の意思を示さず
2 ホークアイ 5 2 2 1
3 西宮 5 2 2 1
4 ゴールデンファイターズ 5 2 2 1
5 サイドワインダーズ 5 2 3 入替戦へ
6 J-STARS 5 0 4 1

2位~4位は得失点差による。

X2-X3 入替戦[編集]

サイドワインダーズ(X2ウエスト5位)42–7いそのスーパースターズ(X3西日本Aブロック1位)
J-STARS(X2ウエスト6位)14–7愛知ゴールデンウイングス(X3西日本Bブロック1位)

サイドワインダーズとJ-STARSがX2に残留。

表彰[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 2007年まで松下電工インパルス。2008年から社名変更に伴いパナソニック電工インパルス。2011年から現チーム名の「パナソニックインパルス」。
  2. ^ チームの実質的な前身はオンワードオークス。2009年に「相模原ライズ」として結成。2011年から現チーム名の「ノジマ相模原ライズ」。
  3. ^ 1999年までサンスターファイニーズ。以後数回の改称を経て2006年から2008年はSRC神戸ファイニーズ。2009年4月から現チーム名の「エレコム神戸ファイニーズ」。
  4. ^ 2008年から2011年は「オール東京ガスクリエイターズ」。
  5. ^ 2012年まで東亜建設工業クレーンズ。2013年から2014年は太陽ビルマネージメントクレーンズ。2015年から現チーム名の「AFCクレーンズ」。
  6. ^ 2013年まで鹿島ディアーズ。2014年から鹿島建設のスポンサー撤退によりクラブ化し現チーム名の「LIXILディアーズ」。
  7. ^ 2005年は「パイレーツ」。2006年から2014年まで「明治安田パイレーツ」。2015年から現チーム名の「明治安田PentaOceanパイレーツ」。
  8. ^ 2007年から2009年途中までは「アドバ名古屋サイクロンズ」。
  9. ^ 旧・清水建設ブルーサンダース
  10. ^ 旧・住友商事ウォリアーズ
  11. ^ 2002年まで日立ハリケーンズ。2003年からルネサスハリケーンズ。2008年からスポンサー構成の変更により現チーム名の「ハリケーンズ」。
  12. ^ 2012年まで日本ユニシスBULLS。2013年から日本ユニシスのスポンサー撤退により現チーム名の「BULLSフットボールクラブ」。
  13. ^ 2009年にクラブダイノス近鉄とクラブオックスが合併。
  14. ^ 2018年秋季リーグ戦より加盟
  15. ^ 1988年から2010年は岩谷産業の支援を受け「イワタニサイドワインダーズ」。
  16. ^ 2011年まで阪急ブルーインズ。2012年から現チーム名の「西宮ブルーインズ」。
  17. ^ 旧・全日空ホークアイ
  18. ^ 2011年までアサヒプリテックゴールデンファイターズ。2012年から現チーム名の「ゴールデンファイターズ」。
  19. ^ 2018年度秋季シーズンよりメインスポンサーの変更のためチーム名変更(富士ゼロックス株式会社→株式会社エコリング※本社・兵庫県姫路市)。
  20. ^ 2010年に滋賀スーパースターズと岐阜ターミガンズが合併、スーパースターターミガンズとなる。2014年シーズンより、いそのエンジェルスと合併し名称変更し現チーム名の「いそのスーパースターズ」。
  21. ^ 旧・ワールドアイランズ
  22. ^ 旧・マイカルベアーズ
  23. ^ 2013年までセリオ東洋グループの支援を受け「セリオスタンディングベアーズ」。2018年まで「岡山スタンディングベアーズ」。

出典[編集]

  1. ^ 来季から新方式=アメフットXリーグ”. 時事ドットコム (2018年8月21日). 2018年10月29日閲覧。