1兆元クラブ

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1兆元クラブ(いっちょうげんクラブ、中国語: 万亿俱乐部)とは、市内における域内総生産英語: GRP, Gross Regional Product)が1兆元を超える中華人民共和国の都市群。中国国内における高い経済力を示す指標となる。2006年に上海市が初めて1兆元を突破し、以降1兆元を超える都市は年々増加している。1兆元都市(いっちょうげんとし、中国語: 万亿元城市)と表記される場合もある。

一覧[編集]

GRPが1兆元を上回った都市[1]
2006年 上海市 直轄市
2008年 北京市 直轄市
2010年 広州市 広東省副省級市
2011年 深圳市 広東省・副省級市
天津市 直轄市
蘇州市 江蘇省地級市
重慶市 直轄市
2014年 武漢市 湖北省・副省級市
成都市 四川省・副省級市
2015年 杭州市 浙江省・副省級市
2016年 南京市 江蘇省・副省級市
青島市 山東省・副省級市
2017年 無錫市 江蘇省・地級市
長沙市 湖南省・地級市
2018年 寧波市 浙江省・副省級市
鄭州市 河南省・地級市

なお、これら都市群の中でも最上位に位置する上海市と北京市は3兆元を超え、3兆元クラブとも称される。

脚注[編集]

  1. ^ GDPが1兆元上回る中国の都市が16都市に”. 人民日報日本語版 (2019年2月20日). 2020年2月5日閲覧。

関連項目[編集]