黒部市国際文化センターコラーレ

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黒部市国際文化センター
コラーレ
COLARE
黒部市国際文化センターコラーレ
地図
情報
通称 コラーレ
正式名称 黒部市国際文化センター
完成 1995年10月16日
開館 1995年11月3日
客席数 886席(カーターホール)
200席(マルチホール)
延床面積 9,010m²
設備 カーターホール、マルチホール、能舞台
展示室、会議室、和室、茶室、レストランなど
用途 コンサート全般・演劇、会議等
設計 株式会社新居千秋都市建築設計
運営 (公財)黒部市国際文化センター
所在地 938-0031
富山県黒部市三日市20番地
最寄駅 富山地方鉄道本線東三日市駅」下車徒歩10分
最寄バス停 富山地鉄「コラーレ前」下車徒歩2分
最寄IC 北陸自動車道黒部IC」下車
外部リンク 黒部市国際文化センターコラーレ
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黒部市国際文化センターコラーレ(くろべしこくさいぶんかセンターコラーレ)は、富山県黒部市三日市にある音楽、芸術文化、生涯学習などの複合文化ホール。愛称はコラーレ(COLARE) 富山弁で「来られ」(来て下さい、いらっしゃいの意味)から命名された。

概要[編集]

1995年平成7年)11月3日に開館した鉄骨鉄筋コンクリート造、地上4階、地下1階の総合文化センターで[1][2]コンサートや演劇、演芸、講演、会議、生涯学習などに幅広く利用されている。敷地内には野外能舞台を備えている。設計者は新居千秋である[2]

また施設内には黒部のコミュニティFM放送局であるラジオ・ミューが入居する。

当センターのカーターホールが優良ホール100選に選ばれている[3]ほか、1996年(平成8年)には日本建築学会より日本建築学会賞(作品)を県内で初受賞、2008年(平成20年)には、当センターの文化事業に対し、一般財団法人地域創造 (JAFRA) が主催するJAFRAアワードにおいて「総務大臣賞」を授与されている[4][5]。また、第21回(2021年度)日本建築家協会25年賞を受賞している[6]

おもな施設[編集]

  • カーターホール - 客席数 886席
  • リハーサル室、楽屋 大・中・小 全5室
  • マルチホール - 客席数 208席(可動式)
    • スーパープロジェクター250インチスクリーンと、29インチの35面マルチビジョンを設置
  • 野外能舞台 - 客席数 約300席
    • 銀色の茶室「銀紗庵」(4.5畳)と大広間(28畳〔舞台付〕)を併設
  • 和室・茶室 3室
  • 展示室 1・2
  • 創作室 2室、会議室 2室 創作室は開館当時2室存在したが、現在は他社に使用されている。
  • 学習ゾーン
    • 図書室、児童コーナー、工芸コーナー、相談コーナー、談話コーナー
  • レストラン「パ・ド・ドゥ」
  • 駐車場 300台(無料)

主な主催イベント[編集]

コラーレは年に2回地元住民が実行委員として直接参加できるイベントが開催されている。

24時間ライヴ[7][編集]

民放31局主催の「24時間テレビ」の趣旨に賛同し、毎年8月中旬、テレビ放送と同時期に独自でチャリティーライブを実施している。初期は年明けのイベントであった。ライヴの運営、企画、出演者はすべてボランティアで参加している。実行委員は毎年4月下旬に第一回会合を行っている。

ワールドフェスティバル「EarthMoving」[8][編集]

3月上旬に開催されるフェスティバルである。本イベントはコラーレ全館をフルに活用し2日間にわたって開催している。毎年開催国を決め、国の映画や文化を紹介している。

交通[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『コラーレがオープン 黒部 多彩な催しで賑わう』北日本新聞 1995年11月4日朝刊27面
  2. ^ a b c 『たてものに会いにいく 4 黒部市国際文化センター・コラーレ』北日本新聞 2022年1月15日13面
  3. ^ 優良ホール100選
  4. ^ JAFRAアワード(総務大臣賞)発表(地域創造 2008年12月10日)
  5. ^ 『堀内市長らに表彰状 黒部・コラーレ総務大臣賞』北日本新聞webun 2009年1月15日
  6. ^ 第21回2021年度JIA25年賞
  7. ^ 水辺の広場 | 黒部市国際文化センターコラーレ”. www.colare.jp. 2024年2月20日閲覧。
  8. ^ 水辺の広場 | 黒部市国際文化センターコラーレ”. www.colare.jp. 2024年2月20日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]