黒いバッグの女

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新春サスペンス特別企画・黒いバッグの女(しんしゅんサスペンスとくべつきかく・くろいバッグのおんな)は、テレビ朝日系列で、2006年1月5日の20:00~21:54(JST)に放送されたテレビドラマ特別番組である。視聴率は10.2%であった。

概要[編集]

一応は、新春特番の一環として製作されたドラマではあるものの、当枠(木曜日20時台)で放送されている『木曜ミステリー』の作品に出演している主役・準主役級の出演者が一堂に会した作品(事実上のコラボ)である。設定上にも『京都迷宮案内シリーズ』の舞台になっている「京都日報」が登場している。

物語[編集]

滋賀県近江八幡で高校の国語教師として教鞭を取る古川昭一は、妻に先立たれ娘の薫と2人暮らしをしている。だが、薫も結婚が決まり、また自身も定年間近であることから、人生の寂しさを感じていた。それでも、生徒達から好感を得ていることだけを心の支えにしてきた。昭一がうさ晴らしに通っているスナックのママ葛城セツ子もまた自身の教え子のひとりであった。ある日、セツ子の弟でかつ昭一の教え子でもある政人が訪ねて来て、「芹沢の居場所を教えろ」と昭一に迫った。この芹沢自身も昭一の教え子のひとりであり、8年前にセツ子と政人の父親を殺害して服役していた。政人の話によれば、芹沢は最近になって釈放されていたという。政人は芹沢へ復讐をするつもりでいる。昭一は政人の復讐を阻止するため、芹沢を探す旅へ向かった。その道中、黒いバッグを持った謎の女が昭一の後を付けてきていた…

キャスト[編集]

※順番は、テロップ表示順になっている。また括弧内は『木ミス』での作品および役名。

スタッフ[編集]

脚注[編集]


関連項目[編集]

外部リンク[編集]