高田康成
日本学士院より公開された肖像写真 | |
人物情報 | |
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生誕 |
1950年1月14日(74歳) 日本・東京都 |
出身校 | 国際基督教大学 |
学問 | |
研究分野 | 英文学、古典ラテン文学、表象文化論 |
学位 | 文学修士[1] |
学会 | 日本シェイクスピア協会、国際シェイクスピア学会[1] |
高田 康成(たかだ やすなり、1950年1月14日 - )は、日本の英文学者。東京大学名誉教授、名古屋外国語大学名誉教授[1]、日本学士院会員[2]。専攻は中世英文学、表象古典文化論(古典ラテン文学)。東京生まれ。
略歴[編集]
東京都立航空工業高等専門学校中退。1972年国際基督教大学教養学部卒業。1976年東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。同年、大阪大学言語文化部助手[1]。1978年 - 1980年ケンブリッジ大学留学。1984年東北大学文学部助教授、1989年東京大学教養学部助教授、1994年同総合文化研究科教授[3]。2015年定年退任、名誉教授、名古屋外国語大学現代英語学部教授。2020年定年、名誉教授。同年、日本学士院会員に選ばれる。
著書[編集]
共著・共編[編集]
- 『シェイクスピアへの架け橋』河合祥一郎・野田学共著、東京大学出版会、1998
- 『ムーサよ、語れ 古代ギリシア文学への招待』川島重成共編 、三陸書房、2003(内、第5章「古代ギリシアの顕現」も執筆)
- 『英語 6 2003』成田篤彦共著、放送大学、2003
- 『イギリス文学』山内久明・高橋和久共著、放送大学、2003
訳書[編集]
- テリー・イーグルトン『文芸批評とイデオロギー マルクス主義文学理論のために』岩波書店〈岩波現代選書〉、1980
- ピエール・グリマル『キケロ』白水社〈文庫クセジュ〉、1994
- ピーター・ドロンケ『中世ヨーロッパの歌』水声社、2004
- アントニー・エヴァリット『キケロ もうひとつのローマ史』白水社、2006、新装版2015
- ジョージ・スタイナー『師弟のまじわり』岩波書店、2011
- 『エラスムス=トマス・モア 往復書簡』沓掛良彦共訳、岩波文庫、2015(トマスを担当)
- トマス・カスリス 『インティマシーあるいはインテグリティー 哲学と文化的差異』衣笠正晃共訳、法政大学出版局・叢書ウニベルシタス、2016