香水 (仏教)

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香水(こうずい)は、寺院仏壇において、に捧げられるものの一つであり、多くは金銅製のに入れて、もっとも仏の近くにまつられる。

しばしば閼伽と混同されるが、単なる水ではなく、という照葉樹の一枝を刺すことによって水が香水となることを、鑑真によって伝えられた。

平安時代以降の仏画制作時に、高僧などが香水で仏を描いて本を清める「御衣絹(みそぎぬ)加持」という儀式が行われていた[1]

脚注[編集]

関連項目[編集]