首藤奈知子

半保護されたページ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

しゅどう なちこ
首藤 奈知子
プロフィール
愛称 なっち[1][2]、なちこ、ナチコ、なっちゃん
出身地 日本の旗 日本 愛媛県の旗 愛媛県松山市
生年月日 (1979-12-03) 1979年12月3日(44歳)
最終学歴 日本女子大学家政学部被服学科卒業
勤務局 NHK放送センター
職歴 松山東京アナウンス室日本語センター出向→東京アナウンス室→松山→東京アナウンス室
活動期間 2003年 -
配偶者 あり
公式サイト NHK
出演番組・活動
出演中 本文参照
出演経歴 本文参照
その他 松山局で地上デジタル放送推進大使

首藤 奈知子(しゅどう なちこ、1979年12月3日 - )は、NHKアナウンサー

来歴

愛媛県松山市出身。松山市立伊台小学校[3]松山市立旭中学校[3]愛媛県立松山東高等学校[4]卒業後、広島にある全寮制の予備校に一年間通う。日本女子大学家政学部被服学科に入学[4]、卒業後の2003年NHKに入局[4]。初任地は松山で、近年は女性アナウンサーでも珍しくなった“ふるさと配属”であり、地上デジタル放送推進大使デジタルマドンナ』のメンバーの一員も務めた。当時は地元の伊予弁を使った寸劇も担当していた。

入局から故郷松山局で3年間勤務、東京で12年間勤務後、2018年4月松山局へ戻る。2022年4月に東京アナウンス室に戻り、『NHKニュース おはよう日本』のメインキャスターを三條雅幸アナウンサーと担当する[5]

2008年4月、大学時代から交際していた大手映画会社に勤務する男性と結婚[6][7][8]

故郷愛媛の愛媛経済同友会から「えひめ経済特使」に任命されている[9]

2016年1月、第1子を妊娠しており、2015年の暮れには産休入りしていることが報じられる[10]。2016年春に第1子となる男児を出産していたことが同年7月に報じられた[8][11]

2017年4月より1年間『週刊ニュース深読み』を担当した[12]

人物 

  • 小学生の頃はバレエを習っていた[4]
  • 高校時代は放送部、大学時代はジャズダンスサークルに所属していた[4]
  • 予備校時代の友人は苦しい時期を共に過ごしたこともあり、一生の友人と述べている[4]
  • 家庭科が好きだったので、大学は家政学部を選んだ[4]
  • NHKニュースおはよう日本』出演時には「出身が愛媛で、小学生のときに首藤さんを見ていました」と飯尾夏帆アナウンサーから話されて驚いた[13][14]

家族 

  • 両親は首藤と同じ松山東高等学校(父は昭和44年卒[15]、母は昭和45年卒[15])出身、地元の南海放送に勤務。
  • 父の首藤章は記者[4]、取締役報道技術局長[16]を務めた後、同社の常務取締役を経て2012年6月退任し[17]、関連子会社のRNBコーポレーション株式会社代表取締役社長を務めていた。松山東高校の創立90周年記念事業の一環として応援歌「王者の命」(1968年)の歌詞と曲を全校生徒から募集。当時3年生だった2名が選ばれ、父は作詞を担当。2015年に野球部の選抜高等学校野球大会出場を機に復活している。
  • 母の砂田京子は同社のアナウンサー[4]で、結婚に伴って退社。現在はフリー兼NPO法人JMACS副理事長。
  • 2019年11月17日、両親がかつて勤務していた南海放送で『もぎたてテレビ』に出演した[18]

出演履歴

☆:現在出演中

松山放送局勤務時

入局(2003年) ~ 2006年

2018年度〜2021年度

  • ひめDON!(2018年4月~2022年3月)[20]
  • ずっとしこく(2018年4月~2022年3月)[21]
  • 潜れ!さかなクン![22]
    • 長崎・五島列島編(2019年1月5日)[23]
    • 熱海編(2019年5月6日)[24]
    • 薩摩・硫黄島編(2019年8月3日)
    • 熊本・八代海編(2020年5月6日)[25]
    • 探検!沈没船スペシャル(2020年8月19日)
  • サンドのお風呂いただきます 案内役(2020年4月22日,5月13日、愛媛・道後温泉)
  • ロコだけが知っている「ご当地グルメスペシャル」 ローカル応援アナウンサー(2022年3月2日、愛媛・八幡浜)[26]

共通

  • 愛媛県・四国地方のニュース・中継・リポート
その他

受信料に係る住所変更手続き説明の動画出演、数パターンの Eテレ クラッチ(ID)の「Eテレ」コールを担当している(2015年7月〜)

東京アナウンス室・日本語センター勤務時

2007年度〜2017年度

2022年度〜

  • NHKニュースおはよう日本(キャスター)
    • 祝日を除く月曜〜金曜(2022年4月4日〜2024年3月29日)
    • 祝日を除く月曜〜木曜(2024年4月1日〜)
  • ゆく年くる年(2022年12月31日 - 2023年1月1日、2023年12月31日 - 2024年1月1日 NHK総合テレビ)(司会)[30]

脚注

  1. ^ “NHK松山放送局 アナZONE”. http://www.nhk.or.jp/matsuyama/caster/syudou.html 2018年4月1日閲覧。 
  2. ^ ““自然児”首藤ナッチ、母娘2代のアナ道”. 日刊スポーツ. (2008年6月18日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20080618-373564.html 2017年6月4日閲覧。 
  3. ^ a b 全校朝会(表彰&校長講話)”. 松山市立伊台小学校 (2019年11月5日). 2021年1月27日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i (インタビュー)「目の前のことに全力、そこには何かが見えてくる」『青春のころ vol.22, 帝京メイト』、2010年4月1日https://web.archive.org/web/20101016164616/http://teikyo.cc-town.net/modules/smartsection/item.php?itemid=682012年12月2日閲覧  これによれば、高校卒業後に広島で一年浪人を経験。
  5. ^ 2022年2月 放送総局長記者会見要旨』(プレスリリース)日本放送協会、2022年2月9日https://www.nhk.or.jp/info/pr/toptalk/assets/pdf/soukyoku/s2202.pdf2022年2月9日閲覧 
  6. ^ “NHK朝の顔・首藤奈知子アナ結婚していた”. 中日スポーツ. (2008年6月12日) 
  7. ^ “NHKのナッチ、首藤奈知子アナが結婚”. 日刊スポーツ. (2008年6月18日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20080618-373535.html 2023年11月17日閲覧。 
  8. ^ a b “NHK首藤奈知子アナが春に第1子の長男を出産”. 日刊スポーツ. (2016年7月13日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1677871.html 2023年11月17日閲覧。 
  9. ^ えひめ経済特使・大使制度”. 活動内容. 愛媛経済同友会. 2012年12月2日閲覧。
  10. ^ “NHK首藤奈知子アナが妊娠 すでに産休入り”. 日刊スポーツ. (2016年1月6日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1588294.html 2016年1月6日閲覧。 
  11. ^ “NHK首藤奈知子アナ、第1子出産していた!現在は子育てに専念”. サンスポ. (2016年7月13日). https://www.sanspo.com/article/20160713-QS7GJN7SYVL37A525QKTSTSCSU/ 2017年4月8日閲覧。 
  12. ^ 平成28年度 主な番組のキャスター (PDF) 日本放送協会経営情報 2017年2月16日付
  13. ^ “NHK飯尾夏帆アナ「小学生のときに首藤さんを見ていました」に首藤奈知子アナはショック「小学生のときにね…」”. サンケイスポーツ. (2023年9月5日). https://www.sanspo.com/article/20220905-Z4WX4LNEGJH5HK3Z26M6XPWPEU 2023年11月17日閲覧。 
  14. ^ NHK おはよう日本 公式 [@nhk_ohayou] (2022年9月5日). "🍊 愛媛が生んだコンビです 🍊". X(旧Twitter)より2023年11月17日閲覧
  15. ^ a b 愛媛県立松山中学・松山東高等学校同窓会(本部)2019年度 総会のご案内
  16. ^ 社団法人 愛媛県情報基盤整備協会 平成22年度 役員名簿
  17. ^ 第81期決算および新役員体制・人事異動のお知らせ(2013年7月31日時点のアーカイブ) - 南海放送プレスリリース 2012年5月30日付
  18. ^ 南海放送アナウンサーブログ
  19. ^ この番組は、『プロジェクトX』の放送終了による定番化の前に、いわゆる「パイロット番組」(番組たまご)として一度だけ放送されたことがある。
  20. ^ NHK松山放送局 平成30年度 番組紹介
  21. ^ スペシャルインタビュー ずっとしこく
  22. ^ さかなクンが潜りまくって探検する新感覚番組!”. もっとNHKドキュメンタリー. NHK. 2019年1月5日閲覧。
  23. ^ 潜れ!さかなクン「世界遺産 長崎・五島の海へ」”. もっとNHKドキュメンタリー. NHK. 2019年1月5日閲覧。
  24. ^ 潜れ!さかなクン「熱海・ロマンの海へ〜」”. NHK. 2020年5月6日閲覧。
  25. ^ 潜れ!さかなクン「熊本・八代海〜知られざる神秘の海へ〜」”. もっとNHKドキュメンタリー. NHK. 2020年5月6日閲覧。
  26. ^ ロコだけが知っている (14)「ご当地グルメスペシャル」”. ロコだけが知っている. NHK. 2022年4月3日閲覧。
  27. ^ おはよう日本・関東甲信越のキャスターも兼任する。
  28. ^ 寮の住人|NHK「受信寮の人々」”. 日本放送協会. 2015年9月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年9月29日閲覧。
  29. ^ ミニドラマ仕立てでNHK受信料制度をPR 黒島結菜らが出演”. ORICON (2015年8月25日). 2015年8月25日閲覧。
  30. ^ 「ゆく年くる年」NHKオンライン|https://www.nhk.jp/p/ts/QN33Z43GYQ/

関連項目・人物

外部リンク

先代
久保田祐佳
ブラタモリ
2代目アシスタント
首藤奈知子
2015年1月
※パイロット版のみ出演
次代
桑子真帆