飯塚十朗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

飯塚 十朗(いいづか じゅうろう、1937年4月4日[1] - )は、日本のアーチェリー選手、アーチェリー指導者。

アジアアーチェリー連盟副会長。群馬県出身。長野原高校、日本体育大学卒。

経歴[編集]

概要[編集]

現役時代は選手として世界大会に3度出場を果たした。

現役を引退してからは、様々なアーチェリー大会の役員を務めた。

現在は、勤務先を定年退職し、アーチェリーの役員・指導者を務めている。

詳細[編集]

1980年モスクワオリンピックの日本選手団アーチェリー監督に就任するも、日本が不参加を決定したため、采配を取れずに終わった。

その後、日本アーチェリー連盟の重鎮として活躍し、アジアアーチェリー連盟副会長、全日本アーチェリー連盟副会長、全関西アーチェリー連盟会長、大阪府アーチェリー連盟会長、日本オリンピック委員会理事などの要職を歴任し、日本のアーチェリー界の発展に尽力した。

また、全日本アーチェリー連盟会長を務めていた安倍晋三(自由民主党)が内閣総理大臣に就任した折には、実質的な会長として事務を切り盛りした。

1980年のモスクワ五輪ボイコットに際しては、笹渕五夫、福田富昭、松本富士也、桜井勝利などとともに「コーチ団会議」の発起人としてモスクワ五輪への参加を訴えた。

主な受賞歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.566