風光る・亜紀子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
風光る・亜紀子
ジャンル テレビドラマ
脚本 田波靖男田口耕三
演出 田中利一日下雄一
出演者 中野良子高松英郎市原悦子原田大二郎 ほか
製作
制作 テレビ朝日
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1979年10月4日〜1979年12月27日
放送時間木曜日21:00〜21:54
放送枠ナショナルゴールデン劇場
放送分54分
回数13
テンプレートを表示

風光る・亜紀子』(かぜひかる・あきこ)は、テレビ朝日系列ナショナルゴールデン劇場(毎週木曜日21:00 - 21:54)の枠で、1979年昭和54年)10月4日から同年12月27日まで放送されていたテレビドラマ。全13話。

概要[編集]

主人公・倉沢亜紀子は婦人雑誌「リップ」の新米記者で、フェンシングの活動にも熱中する現代っ子。仕事して自立を選ぶか、結婚を選ぶか心が揺れ動く年頃ながら、それでも女の幸せを求めて生きる亜紀子の青春を中心に描いた。

なお、後番組『頓珍館おやじ』からは複数社提供となって「ナショナル」が取れ『ゴールデン劇場』となったため、『ナショナルゴールデン劇場』としては本作が最後の作品である。

主役は松坂慶子に決まっていたが[1]、松坂が神経性胃炎でダウンし、急遽、中野良子代役でキャスティングされた[1]。中野になったことで父親役で決まっていた木村功が降板した[1]。中野は生意気な女優として業界では有名で[1]、かつて共演したことのある木村が中野との共演を嫌がった[1]。父親役は高松英郎に交代したが、木村と高松ではイメージも変わり、こちらも急遽脚本を書き直した[1]。なお、中野は木村との共演を喜んでいたという[1]

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

サブタイトル[編集]

各話 放送日 サブタイトル 脚本 演出
第1話 1979年10月4日 青春真っ盛り 田波靖男 田中利一
第2話 1979年10月11日 恋? 仕事? フェンシング
第3話 1979年10月18日 女は仕事で勝負!
第4話 1979年10月25日 浮気か本気か大人の恋か
第5話 1979年11月1日 男が職場を去る日
第6話 1979年11月8日 初めてのデート
第7話 1979年11月15日 ママと呼ばないで 田口耕三
第8話 1979年11月22日 天中殺お見合い事
第9話 1979年11月29日 涙の子連れ剣士 日下雄一、田中利一
第10話 1979年12月6日 その愛百億円 田中利一
第11話 1979年12月13日 紳士の影に女あり 田波靖男
第12話 1979年12月20日 恋のゆくえ?
最終話 1979年12月27日 恋愛決勝戦!

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g 「〈ワイドコラム・ルック・るっく 人と事件〉中野良子と共演なんてイヤだと新番組を降りた木村功」『週刊現代』1979年9月27日号、講談社、54頁。 
テレビ朝日 木曜21:00 - 21:54枠(ナショナルゴールデン劇場
前番組 番組名 次番組
風光る・亜紀子
頓珍館おやじ
※ここから『ゴールデン劇場』
と改題