面影橋 (東京都)

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面影橋(おもかげばし)は、東京都を流れる神田川に架かるである。面影橋停留場そばにある単純なコンクリート橋だが、太田道灌の逸話にある山吹の里の地とされ、江戸時代明治時代には名所のひとつであった。

なお、関連する名称に「姿見の橋」の名があるが、これは面影橋の別名であるとも、神田川よりやや北の小川に架かっていた橋の名であるとも言う。 そのほか歌川広重の『高田姿見のはし俤の橋砂利場[1]』(名所江戸百景)では逆に、手前の神田川をまたぐ橋が「姿見の橋」、奥の小川に架かる橋が「俤(おもかげ)の橋」と呼ばれるなど、やや混乱を来している。

脚注[編集]

  1. ^ 画題は「高田の姿見の橋から、俤の橋と砂利場を望む」の意味。画面奥にやや誇張された小川と、そこに架かる“俤の橋”が見える。「砂利場」は小川を渡った先の小地名。

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座標: 北緯35度42分47.70秒 東経139度42分51.30秒 / 北緯35.7132500度 東経139.7142500度 / 35.7132500; 139.7142500