閣内大臣

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閣内大臣(かくないだいじん)とは、イギリスなどの議院内閣制において内閣の一員として閣議に参加する大臣のことをいう。閣内相ともいう。

イギリス[編集]

Secretary of Stateが「閣内大臣」と訳されるが[1]、「閣僚大臣」と訳されることもある[2]。閣内大臣は閣議に出席できる地位にあり、閣外大臣(Minister of State)と区別される[1]

オーストラリア[編集]

オーストラリアでは常に閣議に出席する閣内大臣(Inner Ministers)と所掌が議論される場合にのみ閣議に出席する閣外大臣(Outer Ministers)に分けられる[3]

脚注[編集]

  1. ^ a b 第1編 人事行政 第1部 政治任用~主要諸国における実態~ 第2節 各国の状況【イギリス】”. 人事院. 2022年9月4日閲覧。
  2. ^ イギリス中央政府の機構- 地方団体に対する関与機構 -”. 自治体国際化協会. 2022年9月4日閲覧。
  3. ^ 1.行政機構”. 国土交通省. 2022年9月4日閲覧。

関連項目[編集]