長春軌道交通2000系電車
| 長春軌道交通2000系電車 (QKZ3型) | |
|---|---|
 仙台大街駅にて | |
| 基本情報 | |
| 製造所 | 中国北車長春軌道客車 |
| 主要諸元 | |
| 編成 | 3連接1両または3連接2両編成 |
| 軌間 | 1,435mm |
| 電気方式 |
直流750V[1] (架空電車線方式) |
| 最高運転速度 | 70km/h[1] |
| 設計最高速度 | 75km/h |
| 起動加速度 | 3.0km/h/s |
| 減速度 |
（常用）3.96km/h/s[1] （非常）5.4km/h/s[1] |
| 編成定員 |
3連接1両:245名（座席64名）[1] 3連接2両:490名（座席128名） |
| 編成重量 |
3連接1両:66t 3連接2両:132t |
| 編成長 | 283,200 mm[2] |
| 全長 |
Mc:11,175 mm[1] T:4,050 mm[1] |
| 全幅 | 2,650mm[1] |
| 全高 | 3,600mm[1] |
| 車体 | アルミニウム合金 |
| 台車 | 長春長客－ボンバルディア軌道車輛製 |
| 車輪径 | 660mm |
| 主電動機 | かご形三相誘導電動機(シーメンス製) |
| 主電動機出力 | 125kW |
| 歯車比 | 7.298 |
| 制御装置 | IGBT-VVVFインバータ制御 |
| 制動装置 | 電気指令式回生ブレーキ(油圧ブレーキ併用) |
| 保安装置 | ATP、ATO |
長春軌道交通2000系電車(ちょうしゅんきどうこうつう2000けいでんしゃ)は、長春軌道交通の3号線および4号線で運行されているLRT車両である。
概要[編集]
2000系は、2006年から2007年にかけて中国北車長春軌道客車によって20編成60両が製造された[3]。ドアはプラグ式で、車体は低床率70％の部分低床構造である。現在、長春軌道交通の3号線および4号線で運行されている。車両の塗色は3種類で、車両番号201,206-211,218-220は赤色、203-205は銀色、202,212-217は水色となっている。ドアは博得交通設備製、空調装置は広州中車軌道交通装备製のDLD30型[4]である。VVVF制御装置は、201-219はABB製、220は大連電牽製[5]をそれぞれ搭載する。マスコンの段数は、力行は7段、制動は10段で、油圧ブレーキ装置はクノールブレムゼ[6]が担当している。
編成[編集]
QKZ3/CCQG2000 ← 長春 長影世紀城 →
| |||
| 形式 | QK14
(Mc1) |
QK17
(T1) |
QK14
(Mc2) |
|---|---|---|---|
| パンタグラフ | ＞ | ||
| 運転台 | ○ | ○ | |
| 主要機器 | 主電動機/VVVF/空調装置 | パンタグラフ/SIV | 主電動機/VVVF/空調装置 |
| 台車 | 電動(回転) | 付随 | 電動(回転) |
| 定員 | 100名 | 45名 | 100名 |
QKZ3/CCQG2000 ← 長春 長影世紀城 →
| ||||||
| 形式 | QK14
(Mc1) |
QK17
(T1) |
QK14G
(Ms1) |
QK14G
(Ms2) |
QK17
(T2) |
QK14
(Mc2) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| パンタグラフ | ＞ | ＜ | ||||
| 運転台 | ○ | ○ | ||||
| 主要機器 | 主電動機/VVVF | パンタグラフ/SIV | 空調装置/主電動機 | 空調装置/主電動機 | パンタグラフ/SIV | 主電動機/VVVF |
| 台車 | 電動 | 付随 | 電動(回転) | 電動(回転) | 付随 | 電動 |
| ユニット | ① | ② | ||||
| 定員 | 100名 | 50名 | 100名 | 100名 | 50名 | 100名 |
QKZ3/CCQG2000 ← 長春駅北 車場 →
| |||
| 形式 | QK14
(Mc1) |
QK17
(T1) |
QK14
(Mc2) |
|---|---|---|---|
| パンタグラフ | ＞ | ||
| 運転台 | ○ | ○ | |
| 主要機器 | 主電動機/VVVF/空調装置 | パンタグラフ/SIV | 主電動機/VVVF/空調装置 |
| 台車 | 電動(回転) | 付随 | 電動(回転) |
| 定員 | 100名 | 45名 | 100名 |
事故など[編集]
- 2011年7月15日午前11時頃、衛光街付近で自動車と衝突し[7]、約1時間停電した。 この事故により、乗客1人が負傷した。
- 2012年7月25日午後5時頃、臨河街付近で201編成の主電動機が燃えるトラブルが発生し、8月に中国北車長春軌道客車へ送り込まれた。車両はオーバーホールされた後、2013年1月18日に運転再開した。[要出典]
脚注[編集]
- ^ a b c d e f g h i （中国語）长春轻轨70%低地板车辆 长春中车轨道车辆有限公司
- ^ （英語）Changchun LRT opened2011-05-20 Every China
- ^ （中国語）长春轻轨二期工程车辆项目在长客股份公司全面启动2005-11-22,乌鲁木齐中车轨道交通装备
- ^ （中国語）长春轻轨二期车辆空调DLD30 - 广州中车轨道交通装备股份有限公司（インターネットアーカイブ、2014年2月22日） - http://www.zrjc.com/CN/Products/detail.aspx?id=55[リンク切れ]
- ^ （中国語）“产品详情”. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月27日閲覧。 [リンク切れ]
- ^ （中国語）轻轨车液压与磁轨制动系统
- ^ 黑色吉普涉嫌闯红灯 交会路口与轻轨相撞
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