道志郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

道 志郎(みち しろう、本名:平岡 通博(ひらおか みちひろ)1924年12月18日 - 2016年11月11日)は日本のオルガン奏者。

来歴[編集]

兵庫県西宮市生まれ。学習院高等科を卒業し、東京大学に入学。 大学卒業後に一時農林省(現・農林水産省)に在勤した。

電子オルガンを中心に、演奏、作編曲、指導面に活躍。 特に日本楽器(現・ヤマハ)製電子オルガン、エレクトーンの開発にあたっては、その初期段階から深く関わり、製品完成後はその普及に牽引役として国内外に活動を行った。 NHK、各民放で多くの番組にレギュラー出演し、ステージ活動では、全国的に多くのコンサート、 また、サントリー大・小ホール等でリサイタルを数多く開催している。 現在まで発売されたLP、カセット約160枚。著書、曲集約150冊。 日本演奏連盟会員。

脚注[編集]

参考資料

1. 月刊ミュージックトレード(ミュージックトレード社)

2. 道志郎のおんがくつれづれ草(発行:東亜音楽社、発売:音楽之友社

3. かんたんピアノ事始め(発行:東亜音楽社、発売:音楽之友社), etc.

備考[編集]

父・通也は秋田鉱山専門学校 (官立の旧制専門学校、秋田大学国際資源学部の前身)の第4代校長として約15年在任。 三島由紀夫(本名:平岡公威)とは親族関係。