軽レッカ

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軽レッカ(けいレッカ)は、ベース車が3 1/2tトラック(73式大型トラック」)の陸上自衛隊の装備する車両。主に後方支援部隊に配備され、整備作業等に使用される。

軽レッカ (奈良基地、2013年)

また、航空自衛隊でも同一仕様の車輌が「レッカ車」として配備されている。

特徴[編集]

後方支援部隊などで、器材搬送、重量物据付、小型車両の牽引などに使用される。4,800kgを超える重量物や高機動車以上の車両など(戦車エンジン砲塔など)は重レッカが担当する。

塗色は迷彩柄にはなっておらず、OD色である。


レッカー車としての役割を最大限発揮するために、車体前部のバンパーにはウインチが装着されている。

諸元[編集]

  • 全長:7,810mm
  • 全幅:2,490mm
  • 全高:3,060mm
  • 重量:14,100kg
  • 出力:240ps
  • 最高速度:95km/h
  • 吊上能力:4,800kg
  • 製作:いすゞ自動車

関連項目[編集]