西岡京治

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にしおか けいじ

西岡 京治
生誕 (1933-02-14) 1933年2月14日
大日本帝国の旗 日本統治下朝鮮京城府(現:大韓民国の旗 韓国ソウル
死没 (1992-03-21) 1992年3月21日(59歳没)
ブータンの旗 ブータンティンプー
国籍 日本の旗 日本
職業 農業指導者
著名な実績 ブータンで農業指導を行い、ブータン農業の発展に大きく貢献。
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西岡 京治(にしおか けいじ、1933年昭和8年〉2月14日 - 1992年平成4年〉3月21日)は、海外技術協力事業団に所属して活動した日本人農業指導者、植物学者

ブータンの農業の発展に大きく貢献し、「ブータン農業の父」といわれる[1]。ブータン国王から「最高に優れた人」を意味する「ダショー」の称号を贈られ、現地ではダショー・ニシオカとも呼ばれる[2]

年表・年譜[編集]

没後

西岡はブータンにおける「近代農業の父」として記憶されており、ブータン南部の集落であるパンパンの吊り橋には、彼の名が付けられた「西岡ザム」という吊り橋が設置されている。

パンバンにある西岡ザム


著書[編集]

  • 中尾佐助共著『ブータンの花』朝日新聞社、1984年 のち北海道大学出版会
  • 西岡里子著、西岡京治写真『ブータン神秘の王国』学習研究社、1978 NTT出版、1998年

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • 木暮正夫『ブータンの朝日に夢をのせて―ヒマラヤの王国で真の国際協力をとげた西岡京治の物語』くもん出版〈くもんのノンフィクション・愛のシリーズ〉、1996年12月。ISBN 978-4-7743-0095-5 
  • 中尾佐助、西岡京治『ブータンの花』朝日新聞社、1984年9月。ISBN 978-4-0225-5244-0 
  • 西岡京治、西岡里子『ブータン神秘の王国』NTT出版、1998年11月。ISBN 978-4-7571-5009-6 
  • 西岡京治 - NPO法人 国際留学生協会/向学新聞”. 国際留学生協会 (2004年). 2011年11月17日閲覧。
  • ブータン農業に改革を〜ダショー西岡がブータンに残したもの”. 政府開発援助白書 2004年版. 外務省 (2004年). 2012年7月14日閲覧。
  • ダショー西岡の遺志を継ぐ-国交樹立25周年を迎えたブータンとJICAの支援-”. 国際協力機構トピックス2011 [1]. 外務省 (2011年). 2011年11月13日閲覧。
  • 長崎市立中学校 平成18年度 TOTAL ENGLISH (学校図書) 第3学年 英語科学習指導計画書” (PDF). 長崎市教育研究所. p. 9 (2006年). 2011年11月18日閲覧。
  • TOTAL ENGLISH 3” (PDF). 大阪府立八尾高等学校同窓会 (2006年). 2011年11月18日閲覧。
  • https://web.archive.org/web/20130604014236/http://www.bhutan2008.bt/en/node/462#kjn