西山記念会館

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西山記念会館
西山記念会館地図
情報
設計者 村野・森建築事務所(村野藤吾
施工 清水建設株式会社
構造形式 鉄筋コンクリート造 及び 鉄骨造
敷地面積 1,758 m²
建築面積 1,050 m²
延床面積 6,379 m²
状態 解体
階数 地上5階、地下2階、塔屋1階
竣工 1975年3月
解体 2012年9月
所在地 兵庫県神戸市中央区脇浜町3-4-16
座標 北緯34度41分56.9秒 東経135度12分33.3秒 / 北緯34.699139度 東経135.209250度 / 34.699139; 135.209250 (西山記念会館)座標: 北緯34度41分56.9秒 東経135度12分33.3秒 / 北緯34.699139度 東経135.209250度 / 34.699139; 135.209250 (西山記念会館)
備考 第17回BCS賞受賞(1976年)、神戸建築百選'93
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西山記念会館(にしやまきねんかいかん 1975-2011)は兵庫県神戸市にかつて存在した記念館・ホール1975年に開館した。

三角形の敷地を巧みに生かして設計されたユニークなオブジェのような外観の造形物は、建築家村野藤吾の手によるもの。1976年度BCS賞受賞、神戸建築百選'93に選ばれた。

川崎製鉄(現JFEスチール)初代社長である西山弥太郎 (1893 - 1966) の顕彰を主たる目的として建てられた施設であり、館内には西山弥太郎を紹介する記念室のほか、大ホール、多目的ホールなどがあった。また阪神春日野道駅への入口も併設されていたが、解体工事が開始されるとその入口も閉鎖となった。

川崎製鉄とNKK(日本鋼管)の経営統合によって本社機構は東京等に移転し、旧川崎製鉄本社に隣接していた本館では、入社式や株主総会等の川鉄関連行事が行われなくなり、施設利用率が激減した。建物の老朽化が進み維持費もかさんだことから、2011年3月31日に閉館し、2012年9月頃からは解体が始まった。跡地にはマンションが建設された[1]

施設[編集]

先端部
玄関
  • 多目的ホール(定員500名:立食形式)
  • 記念室、談話室(定員40名:座席)
  • 大ホール(定員718名:固定席)
  • 会議室(定員100名:スクール形式)、喫茶室

交通アクセス[編集]

周辺情報[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ザ・パークハウス 神戸春日野道 -(2015年2月竣工) 住適空間

外部リンク[編集]