臼井勝三

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臼井 勝三(うすい かつぞう、1913年大正2年)5月24日[1] - 2004年平成16年)5月20日[1])は、日本政治家岩手県大船渡市長(3期)。

来歴[編集]

岩手県出身[2]。高小卒。卒業後は、郵便局に勤務し[3]、その後、気仙郡広田村役場に入り、書記となる[3]。戦時中の1939年に召集され、4年後に帰還[3]、復職し、収入役、助役となる[2][3]。戦後は盛岡市役所に転じ、文書、審査の各係長を務めた[3]1953年に市制施行後の大船渡市に戻り、市役所に勤務[3]。福祉事務所長、産業、総務、財務の各課長を経て[3]、収入役、助役となり[2][3]1976年、大船渡市長に当選した[2]。市長は3期務め、3期途中の1986年に病気のため退任した[2]1987年秋の叙勲で勲四等瑞宝章受章[4]。2004年5月20日死去、90歳。死没日をもって従五位に叙される[5]

脚注[編集]

  1. ^ a b 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、29頁。
  2. ^ a b c d e 『新訂 現代政治家人名事典』79頁。
  3. ^ a b c d e f g h 『日本の歴代市長 第1巻』252頁。
  4. ^ 『官報』号外第133号1-2頁 昭和62年11月5日号
  5. ^ 『官報』第3878号8-7頁 平成16年6月24日号

参考文献[編集]

  • 歴代知事編纂会編『日本の歴代市長』第1巻、歴代知事編纂会、1983年。
  • 『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』日外アソシエーツ、2005年。
  • 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年。