総持寺駅 (神奈川県)
総持寺駅(そうじじえき)は、かつて神奈川県横浜市鶴見区にあった、京浜電気鉄道線(現京急本線)及び海岸電気軌道の駅である。
概要[編集]
現在の京急鶴見駅と花月総持寺駅の間、旧総持寺踏切南側に存在した。總持寺参拝のために設置された駅で、1925年に海岸電気軌道が開業すると乗換駅となる。1942年7月1日営業休止。1944年11月20日[1][2]廃止。
横浜市鶴見区鶴見中央5丁目にある本山前桜公園が、総持寺駅の跡である。
駅周辺[編集]
歴史[編集]
- 1911年(明治44年)11月1日 - 京浜電気鉄道線総持寺駅が開業[1]。尚、これは同年同月5日の総持寺移転に合わせてのものである。
- 1925年(大正14年)6月5日 - 海岸電気軌道により総持寺 - 富士電機前間開業[3]。
- 1937年(昭和12年)12月1日 - 海岸電気軌道が廃止される[4]。
- 1942年(昭和17年)7月1日 - 総持寺駅が営業休止。
- 1944年(昭和19年)11月20日 - 総持寺駅が廃止[1]。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
- ^ a b c 佐藤 (2006)、p.78。
- ^ 今尾(2008)、p.34。
- ^ 『地方鉄道及軌道一覧. 昭和10年4月1日現在』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「軌道運輸営業廃止実施」『官報』1938年1月19日(国立国会図書館デジタルコレクション)
参考文献[編集]
- 佐藤良介『京急の駅 今昔・昭和の面影』JTBパブリッシング、2006年2月。ISBN 9784533061752。
- 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 4 関東2、新潮社、2008年。ISBN 978-4-10-790022-7。