素晴らしき家族旅行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

素晴らしき家族旅行』(すばらしきかぞくりょこう)は、林真理子小説1993年から1994年にかけて毎日新聞に連載。これを原作としたテレビドラマがフジテレビ系列で1996年1月3日に、テレビ東京系列で1998年に放送された。

また1999年3月、名古屋市の名鉄ホールにて、東宝・名鉄の提携プロデュースによる舞台劇として上演された。

あらすじ[編集]

菊地忠紘は自分よりも20歳以上歳の離れたバツイチの子持ちの幸子と結婚するが、祖母の淑子の介護問題からやも得なく親たちと同居する事となる、歳が一回りしか変わらない嫁姑でしかも嫁の方が気が強い上に家事も何でもこなしてしまう為に介護の権限を奪われた姑の房枝は何かと張り合いを持とうとする、寝たきりの状態になりながら消極的になっている祖母の淑子、特殊な家庭環境をただ傍観するしかない忠紘や父、祖父。果たして家庭環境はうまくやっていけるのか?

テレビドラマ(フジテレビ版)[編集]

1996年の新春ドラマスペシャルとして放送された。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

テレビドラマ(テレビ東京版)[編集]

1998年7月1日から9月16日まで放送された。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

サブタイトル[編集]

  1. 人生最悪三代の嫁姑戦争(初回2時間拡大スペシャル)
  2. 許せん!姑の大嘘  
  3. 嫁姑の(秘)料理決戦  
  4. 姑フルコース逆襲  
  5. 夢の花散るハワイ  
  6. 精力絶倫過激コピーで嫁姑激突  
  7. 嫁姑ふしだら論争!娘のマルヒ行動  
  8. 母娘十年目の再会は涙の大喧嘩  
  9. 嫁姑再戦!小姑の恋人は東大卒  
  10. 息子の嫁は悪魔だ!  
  11. 嫁姑絶縁全面対決へ  
  12. 嫁姑三代の舌戦

全国ネット局[編集]

テレビ東京 水曜20時台
前番組 番組名 次番組
素晴らしき家族旅行

舞台劇[編集]

1999年3月3日から26日まで「東宝・名鉄提携 三月特別公演」として名古屋市の名鉄ホールにて全40回(公演パンフレットより)の公演が行われた。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

  • 原作:林真理子
  • 脚本:小池倫代
  • 演出:山田孝行
  • 装置:倉本政典
  • 衣装:宇野善子
  • 照明:塚本悟
  • 音楽:鈴木邦彦
  • 製作:酒井喜一郎