第12回全日本女子サッカー選手権大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

第12回全日本女子サッカー選手権大会(だい12かいぜんにほんじょしさっかーせんしゅけんたいかい)は、1991年3月27日から3月31日に行われた全日本女子サッカー選手権大会前大会同様16チームにより国立西が丘サッカー場国立西が丘運動場での実施し、西が丘サッカー場で決勝を開催した。

前年に結成したばかりの日興證券ドリームレディースが初出場チームながら1回戦から日本女子サッカーリーグ(JLSL)参加チームを次々と降して初優勝。尾板裕子(日興證券)が最優秀選手賞を受賞し翌シーズンへのJLSL参入に花を添えた。準優勝は2年連続で鈴与清水FCラブリーレディース(←清水FCレディース)、3位は読売サッカークラブ女子・ベレーザプリマハムFCくノ一であった。

成績[編集]

出場チーム[編集]

前回優勝[編集]

日本女子サッカーリーグ[編集]

第2回JLSL成績順)

北海道地域[編集]

  • FC標茶レディース

東北地域[編集]

  • 聖和学園高等学校SC

関東地域[編集]

北信越地域[編集]

  • 苗代レディース

東海地域[編集]

関西地域[編集]

中国地域[編集]

  • 広島皆実高校FC

四国地域[編集]

  • 太田ギャル

九州地域[編集]

開催方式[編集]

試合規定[編集]

  • 試合時間
    • 1、2回戦、準々決勝:60分(30分ハーフ)
    • 準決勝、決勝:80分(40分ハーフ)
    • 規定時間内に決しない場合はPK戦。ただし準決勝以後は20分(10分ハーフ)の延長戦を行い、決しない場合はPK戦。

試合会場[編集]

1回戦・準々決勝

準決勝・決勝

  • 国立西が丘サッカー場

結果[編集]

1回戦[編集]


読売サッカークラブ女子・ベレーザ 5 - 0 聖和学園高等学校SC
国立西が丘サッカー場

太田ギャル 1 - 1 旭国際バニーズ
  PK戦  
4 - 3
国立西が丘サッカー場

新光精工FCクレール 4 - 0 FC標茶レディース
国立西が丘運動場

日興證券ドリームレディース 0 - 0 日産FCレディース
  PK戦  
4 - 1
国立西が丘運動場

プリマハムFCくノ一 9 - 0 広島皆実高校FC
国立西が丘運動場

苗代レディース 0 - 5 高槻女子フットボールクラブ
国立西が丘運動場

田崎真珠神戸FCレディース 5 - 0 清水第八スポーツクラブ
国立西が丘サッカー場

飽田FCレディース 0 - 9 鈴与清水FCラブリーレディース
国立西が丘サッカー場

準々決勝[編集]


読売サッカークラブ女子・ベレーザ 6 - 0 太田ギャル
国立西が丘運動場

新光精工FCクレール 0 - 1 日興證券ドリームレディース
国立西が丘サッカー場

プリマハムFCくノ一 2 - 1 高槻女子フットボールクラブ
国立西が丘サッカー場

田崎真珠神戸FCレディース 0 - 2 鈴与清水FCラブリーレディース
国立西が丘運動場

準決勝[編集]


読売サッカークラブ女子・ベレーザ 0 - 0
(延長)
日興證券ドリームレディース
  PK戦  
2 - 4
国立西が丘サッカー場

プリマハムFCくノ一 0 - 1 鈴与清水FCラブリーレディース
国立西が丘サッカー場

決勝[編集]


1991年3月31日
14:00
日興證券ドリームレディース 3 - 3
(延長)
鈴与清水FCラブリーレディース
  PK戦  
4 - 1
国立西が丘サッカー場