笠田村 (香川県)
| かさだむら 笠田村 | |
|---|---|
| 廃止日 | 1955年3月31日 |
| 廃止理由 |
新設合併 本山村、上高野村、笠田村、比地大村、桑山村 → 豊中村 |
| 現在の自治体 | 三豊市 |
| 廃止時点のデータ | |
| 国 |
 日本 |
| 地方 | 四国地方 |
| 都道府県 | 香川県 |
| 郡 | 三豊郡 |
| 市町村コード | なし（導入前に廃止） |
| 隣接自治体 | 比地大村、勝間村、二ノ宮村、上高野村、本山村、桑山村 |
| 笠田村役場 | |
| 所在地 | 香川県三豊郡笠田村大字笠岡2194番地 |
| 座標 | 北緯34度09分28秒 東経133度42分28秒 / 北緯34.15781度 東経133.70781度座標: 北緯34度09分28秒 東経133度42分28秒 / 北緯34.15781度 東経133.70781度 |
| ウィキプロジェクト | |
概要[編集]
三豊郡の中央に位し讃予線上高瀬駅より西南約28町、本山駅より東約25町、付近に観音寺、丸亀、善通寺等の小都市がある[1]。これ等が本村の取引都市である[1]。
1932年末の戸口は人口2360人（男1161、女1199）。戸数は465戸（農業390、工業10、商業22、交通業2、公務及び自由業29、その他3）[1]。
沿革[編集]
- 1890年（明治23年）2月15日 - 町村制施行により三野郡笠岡村、竹田村が合併し、笠田村が発足。
- 1899年（明治32年）3月16日 - 郡の統合により三豊郡に所属。
- 1955年（昭和30年）3月31日 - 三豊郡本山村、上高野村、比地大村、桑山村と合併し豊中村を新設して消滅。
経済[編集]
産業[編集]
- 商工業
商工業者は日用雑貨品店、自転車屋、菓子店、飲食店、宿屋、仲買店、瓦製造業者、鉄工所等で、いずれも農業を兼ねる者が多い[1]。
- 農業
『大日本篤農家名鑑』によれば笠田村の篤農家は、「大西盛太、鳥取柔三郎、鳥取治郎八」などである[2]。鳥取為三郎の父・鳥取勇治郎は、村民が旱魃に苦しむのを見て池を修築した[3]。
出身人物[編集]
- 鳥取治郎八（農業、地主、香川県多額納税者）[4] - 鳥取為三郎の長男[4]。鳥取滋治郎の祖父。讃岐農工銀行監査役。農業を営み香川県多額納税者である[4]。
- 鳥取為三郎（農業、地主、香川県多額納税者）[5] - 鳥取治郎八の二男[4]。鳥取滋治郎の父[5]。仁尾塩田、讃岐煉瓦各会社の取締役[5]。
- 鳥取滋治郎（実業家、東海観光会長） - 鳥取為三郎の二男[5]。長女の久子は高円宮憲仁親王と結婚して憲仁親王妃久子となった。
- 鳥取柔三郎（讃岐農工銀行監査役）
- 鳥取富士男（農業、香川県多額納税者）[6] - 鳥取柔三郎の長男[6]。
脚注[編集]
- ^ a b c d 『産業組合調査資料 第54輯』69-70頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2016年1月31日閲覧。
- ^ 『大日本篤農家名鑑』93頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2016年1月31日閲覧。
- ^ 『讃岐人名辞書』ト之部162-163頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2016年9月22日閲覧。
- ^ a b c d 『人事興信録 第8版』ト65頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2016年1月31日閲覧。
- ^ a b c d 『大衆人事録 第12版 近畿・中国・四国・九州篇』香川5頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2016年1月31日閲覧。
- ^ a b 『人事興信録 第13版 下』ト71頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2016年9月22日閲覧。
参考文献[編集]
- 大日本篤農家名鑑編纂所編『大日本篤農家名鑑』大日本篤農家名鑑編纂所、1910年。
- 産業組合中央会編『産業組合調査資料 第54輯』産業組合中央会、1927-1935年。
- 人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
- 梶原竹軒監修『讃岐人名辞書』高松製版印刷所、1933年。
- 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第12版 近畿・中国・四国・九州篇』帝国秘密探偵社ほか、1938年。
- 人事興信所編『人事興信録 第13版 下』人事興信所、1941年。
- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。
 | この項目は、日本の市区町村に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（P:日本の都道府県/PJ:日本の市町村）。 |