竹岡勝美

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竹岡 勝美(たけおか かつみ、1923年(大正12年) - 2016年(平成28年)7月22日)は、日本官僚位階従四位。元警察閣僚の四方修は実弟。

人物[編集]

京都府亀岡市出身。警察庁で警察本部長を務め、首相官房を経て防衛庁調達実施本部長。

警察庁交通規制課長時代の1970年、銀座通(中央通り (東京都)の銀座部分)他において日本初の歩行者天国を実施、またスクランブル交差点を発案[1]

冷戦終結まで盛んに喧伝された「ソ連脅威論」を、経験を元に“日本を自国の世界戦略に組み込んでおきたかったアメリカによるプロパガンダだった、その証拠に仮想敵国ソ連として北海道で行なわれた演習に米軍は参加しなかった”とインタビューで切り捨てた[2]

略歴[編集]

著書[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 疎開児童らにお話会 戦後は青年団活動に情熱 京都新聞連載「丹波発 ふるさとの君たちへ」第36回、2002年8月25日付
  2. ^ 平和憲法と「専守防衛」 東京土建労組機関紙「けんせつ」2007年5月1日号
  3. ^ 『官報』6848号、平成28年8月30日