福山スプリントカップ

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福山スプリントカップ
競馬場 福山競馬場
創設 2006年9月24日
距離 ダート1250m
格付け 重賞
賞金 1着賞金60万円
出走条件 サラブレッド系A1下選抜・中国・四国所属
負担重量 別定重量
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福山スプリントカップ(ふくやまスプリントカップ)は福山市競馬事務局福山競馬場ダート1250mで施行していた地方競馬重賞競走である。

概要[編集]

2006年アングロアラブ系・サラブレッド系3歳以上混合の中国所属馬限定の特別競走「スプリントカップ」として創設で9月に開催。創設当初はファン投票により出走馬を選出する競走だった。しかし、2007年2008年の2年間は施行されず、2009年からサラブレッド系A1下選抜の重賞競走に格上げされ、施行時期を9月から7月に変更、更に名称を「福山スプリントカップ」に変更された。また、この年から中国・四国地区交流競走として施行され、高知所属の競走馬が出走可能となる。

距離はダート1250mであり、福山競馬の古馬重賞においてダート1250mで行われる競走はこの競走のみであった。

負担重量は2006年では馬齢重量、2009年では規定重量、2010年からは別定重量である。

総額賞金は81万円で、1着賞金60万円、2着賞金12万円、3着賞金6万円、4着賞金3万円と定められている。

歴史[編集]

  • 2006年 - 福山競馬場のダート1250mのアングロアラブ系・サラブレッド系3歳以上混合の中国所属馬限定の馬齢重量の特別競走「スプリントカップ」として創設。
  • 2007年2008年 - 施行されず。
  • 2009年
    • 重賞競走に格上げ。
    • 施行時期を9月から7月に変更。
    • 出走条件を「アングロアラブ系・サラブレッド系3歳以上混合の中国所属馬」から「サラブレッドA1下選抜の中国・四国所属馬」に変更。
    • 負担重量を「馬齢重量」から「規定重量」に変更。
    • 名称を現在の「福山スプリントカップ」に変更。
  • 2010年 - 負担重量を「規定重量」から「別定重量」に変更。

歴代優勝馬[編集]

回数 施行日 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師
第2回 2009年7月19日 ファンドリコンドル 牡6 高知 1:21.7 岡田祥嗣 雑賀正光
第3回 2010年7月18日 ウォーターオーレ 牡8 福山 1:22.6 黒川知弘 黒川幹生
第4回 2011年7月17日 シルクウィザード 牡8 福山 1:22.1 渡辺博文 渡邉貞夫
第5回 2012年7月8日 シーアクロス 牡7 高知 1:20.6 赤岡修次 雑賀正光

※重賞競走として施行された2009年以降とする。

補足[編集]

2010年から福山スプリントカップ施行当日は「スプリント祭」が開催され、本競走を含め11競走全てダート1250mで行われる。ちなみに、2010年7月18日当日は第11競走(A3一般競走)で1:22.5、2011年7月17日当日は第8競走(B3一般競走)で1:21.7を記録し、福山スプリント以外のレースからレコードタイムが出ている。

脚注[編集]