社会主義青年フォーラム

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社会主義青年フォーラム(Young Japanese Socialists)は、日本にかつて存在した社会民主主義民主的社会主義を志向する政治的な青年団体である。

概要・特徴[編集]

民社ユースの一部の左派活動家を中心に2003年10月4日に結成。民社党系の青年団体だった民社ユースを母体とはしていたが、国際社会主義青年同盟(IUSY)加盟権の継承のみを民社ユースから譲渡され、資料、活動面についての継承については両者の話し合いで継承せず、まったく別の組織とすることを合意した。欧州型の穏健で現実的な社会民主主義を目標としていた。その後、役員から旧民社系が退陣し、旧民社系に無関係の人物が代表を務めた。 2008年3月に政策集団「日本の社民的選択」(Social Democratic Alternative)に改編する方針を表明していたが、その方針を撤回し、3月8日の臨時総会で団体としては正式に解散した。

トピックス[編集]

2006年1月17日、社会主義青年フォーラムは、チリ大統領選挙におけるチリ社会党候補ミシェル・バチェレの当選を歓迎すると共に、1973年9月11日のサルバドール・アジェンデ(チリ社会党)政権に対するアウグスト・ピノチェトの軍事クーデター民社党塚本三郎が「天の声」と称賛したことに対して、公式に誤りであったとの見解を示した。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]