畑中建人
基本情報 | |
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通称 | プリンス |
階級 | フライ級 |
身長 | 165cm |
国籍 | 日本 |
誕生日 | 1998年5月11日(26歳) |
出身地 | 愛知県名古屋市[1] |
家族 | 畑中清詞(父) |
スタイル | オーソドックス[2] |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 15 |
勝ち | 15 |
KO勝ち | 10 |
畑中 建人(はたなか けんと、1998年5月11日 - )は、日本のプロボクサー。愛知県名古屋市出身。SOUL BOX畑中ボクシングジム所属。トレーナーは石原英康。現WBOアジアパシフィックフライ級王者。
人物[編集]
中学2年からボクシングを始めて[4]、中京高校に進学[5]。
2022年、結婚[6]。
来歴[編集]
2016年11月27日にあいおいホールで村上貴秋とスーパーフライ級4回戦を戦い、1回1分43秒TKO勝ちを収めてデビュー戦を白星で飾った[7][8]。
その後5連勝して2018年9月24日に武田テバオーシャンアリーナでアプリリャント・ルマーパサルとWBC世界フライ級ユース王座決定戦を行い、5回1分56秒TKO勝ちを収め世界ユース王座獲得に成功した[9][10]。
2019年3月16日、岐阜メモリアルセンター「で愛ドーム」でソンセン・ポーヤムと初防衛戦を行い、8回1分44秒TKO勝ちを収め、初防衛に成功した[11]。
2019年7月20日、刈谷市あいおいホールでトマス・トペ・フレクとノンタイトルマッチを行い、1回2分11秒KO勝ちを収めた[12]。
その1ヶ月後の2019年8月24日、武田テバオーシャンアリーナでWBC世界ライトフライ級10位のジェイセバー・アブシードと対戦、試合はダウンの応酬となり、連続KOはストップしたが10回3-0(95-93、96-93、96-92)で判定勝ちを収めた[13]。
2020年2月11日、刈谷市産業振興センターでローランド・ジョイ・ビエンディーマを相手にユース王座の防衛戦を行い、2週間前に左肋骨を痛めた状態であったが10回3-0(99-90×2,98-91)で判定勝ちを収め、2度目の防衛に成功した[14]。
2021年9月5日、ふじさんめっせで須藤大介と対戦し、8回3-0(78-74 79-73×2)で判定勝ちを収めた[15]。
2022年12月11日、武田テバオーシャンアリーナで1年3ヶ月ぶりの再起戦として浅海勝太と対戦し、8回3-0(77-75×3)の判定勝ちを収めた。
2023年5月21日、パロマ瑞穂アリーナでタイフライ級3位のチャワドン・ムアンスックと対戦し、3回1分24秒KO勝ちを収めた。
2023年9月9日、名古屋国際会議場イベントホールでWBOアジアパシフィックフライ級3位の宝珠山晃とWBOアジアパシフィックフライ級王座決定戦を行い、12回3-0(114-113、115-112×2)で判定勝ちを収め、王座を獲得した。
戦績[編集]
- プロボクシング - 15戦15勝(10KO)無敗
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
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1 | 2016年11月27日 | 勝利 | 1R 1:43 | TKO | 村上貴秋(結花) | 日本 | プロデビュー戦 |
2 | 2016年12月31日 | 勝利 | 2R 1:03 | TKO | 浅原幸裕(斉藤) | 日本 | |
3 | 2017年5月20日 | 勝利 | 3R 1:27 | TKO | ワチャラポン・シットサイトーン | タイ | |
4 | 2017年9月3日 | 勝利 | 4R 2:25 | TKO | チャンチャイ・サイトーンジム | タイ | |
5 | 2018年3月31日 | 勝利 | 5R 2:15 | TKO | 松井謙太(三河) | 日本 | |
6 | 2018年5月20日 | 勝利 | 3R 0:40 | TKO | ピチェート・チアナーワー | タイ | |
7 | 2018年9月24日 | 勝利 | 5R 1:56 | TKO | アプリリャント・ルマーパサル | インドネシア | WBC世界フライ級ユース王座決定戦 |
8 | 2019年3月16日 | 勝利 | 8R 1:44 | TKO | ソンセン・ポーヤム | タイ | WBC世界ユース王座防衛1 |
9 | 2019年7月20日 | 勝利 | 1R 2:11 | KO | トマス・トペ・フレク | インドネシア | |
10 | 2019年8月24日 | 勝利 | 10R | 判定3-0 | ジェイセバー・アブシード | フィリピン | |
11 | 2020年2月11日 | 勝利 | 10R | 判定3-0 | ローランド・ジェイ・ビエンディーマ | フィリピン | WBC世界ユース王座防衛2 |
12 | 2021年9月5日 | 勝利 | 8R | 判定3-0 | 須藤大介(三迫) | 日本 | |
13 | 2022年12月11日 | 勝利 | 8R | 判定3-0 | 浅海勝太(ハラダ) | 日本 | |
14 | 2023年5月21日 | 勝利 | 3R 1:24 | KO | チャワドン・ムアンスック | タイ | |
15 | 2023年9月9日 | 勝利 | 12R | 判定3-0 | 宝珠山晃(三迫) | 日本 | WBOアジアパシフィックフライ級王座決定戦 |
テンプレート |
獲得タイトル[編集]
脚注[編集]
- ^ 畑中建人選手(中京高3)がプロボクサーに【清詞会長と親子鷹で】 東濃ニュース 土岐市・瑞浪市版 2016年10月12日
- ^ BoxRecレーティング 【国内/男子】フライ級 (50.80 kg以下) BOXINGアンテナ
- ^ 元世界王者の父持つ畑中建人が初戴冠 7戦7勝7KO「うれしいです」 デイリースポーツ 2018年9月24日
- ^ 親子2代での世界王者狙う ボクシングの畑中 産経フォト 2016年10月14日
- ^ 急増する親子ボクサー。2世たちの奮闘に注目。~辰吉、畑中、平仲……闘う遺伝子~ NumberWeb 2015年6月28日
- ^ “【ボクシング】元世界王者・畑中清詞会長のジュニア建人が14連勝で結婚明かし「強い父親に」”. 日刊スポーツ (2023年5月21日). 2024年2月25日閲覧。
- ^ 元世界王者の長男、畑中建人が初回TKOプロデビュー Boxing News(ボクシングニュース) 2016年11月28日
- ^ 2016年11月試合結果 日本ボクシングコミッション
- ^ 畑中ジュニアが7連続KO勝ち WBCユース王座獲得 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年9月24日
- ^ 畑中Jrデビュー7連続KO 父子世界王者へ通過点 日刊スポーツ 2018年9月25日
- ^ 畑中建人が8連続KO勝ち WBCユース王座防衛 Boxing News(ボクシングニュース)2019年3月16日
- ^ 中部期待の水野拓哉、畑中建人、竹嶋宏心が勝利 Boxing News(ボクシングニュース)2019年7月20日
- ^ 畑中建人ダウン応酬制す WBC11位に判定勝ち Boxing News(ボクシングニュース)2019年8月24日
- ^ “プリンス”畑中建人がWBCユース・フライ級V2 年内に日本、東洋太平洋タイトル目指す Boxing News(ボクシングニュース)2020年2月12日
- ^ “2世ボクサー”日本フライ級2位の畑中建人は判定勝ち 富士市の前座から Boxing News(ボクシングニュース)2021年9月6日
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
空位 前タイトル保持者 加納陸 |
WBOアジア太平洋フライ級王者 2023年9月9日 - 現在 |
次王者 N/A |