甲府運輸区

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甲府運輸区(こうふうんゆく)は、山梨県甲府市にかつて存在した東日本旅客鉄道(JR東日本)八王子支社運転士車掌が所属する組織である。また、八王子支社管内では唯一となる、EL(電気機関車)、DC(気動車)並びにTRAIN SUITE 四季島を担当する運転士が所属する区所でもあった。現在は甲府統括センターに再編されている。事務所はJR東日本甲府総合事務所(甲府駅南口から徒歩5分)に所在する[1]

乗務範囲[編集]

運転士[編集]

車掌[編集]

沿革[編集]

  • 2008年平成20年)3月15日 - 甲府運転区と甲府車掌区が合併し、甲府運輸区発足。
  • 2023年 (令和5年) 3月18日 - 甲府運輸区と甲府営業統括センターが統合し甲府統括センター発足。当区は甲府統括センター(運輸)となる。

その他[編集]

  • 統合以前は旧甲府機関区の建物に入っていたが、老朽化と北口再開発により、統合と同時に南口エクラン(現在のセレオ甲府)の東側に新築された建物に移転した。
  • 中央線普通列車の乗務員訓練用トレインシミュレータが設置されている(訓練用シミュレータは当区に限らず、JR東日本の各乗務員区所に設置されている)。2018年7月に設置され[2]、乗務員の訓練のほか、時折子供向けの乗務員体験イベントなどにも使用される[1]

脚注[編集]

座標: 北緯35度40分0.3秒 東経138度34分10.6秒 / 北緯35.666750度 東経138.569611度 / 35.666750; 138.569611