理工系の数学入門コース
理工系の数学入門コース(りこうけいのすうがくにゅうもんコース)は、岩波書店から出版されている数学書のシリーズ。
概要[編集]
1988年11月から1989年7月にかけて出版される[1]。戸田盛和、広田良吾、和達三樹らによって編集されている[1]。理工系のどの分野に進む人にとっても必要な数学の基礎を記述。理工系で広く用いられている数学の科目の全8冊[2]。東京大学や京都大学や灘高等学校などでも教科書として採用されている[2]。2019年に新装版となりソフトカバーとなっている[2]。2022年には電子書籍版が配信され、タブレット端末で読むのに適している内容となっている[3]。
構成[編集]
全8冊である。
- 微分積分
- 線形代数
- ベクトル解析
- 常微分方程式
- 複素関数
- フーリエ解析
- 確率・統計
- 数値計算
演習編は全5冊である。
- 微分積分演習
- 微分方程式演習
- ベクトル解析演習
- 線形代数演習
- 複素関数演習
関連項目[編集]
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ a b 戸田, 盛和、広田, 良吾、和達, 三樹『理工系の数学入門コース』岩波書店、1988年 。
- ^ a b c “「理工系の数学入門コース 新装版」(全8冊)内容紹介”. 岩波書店. 2023年10月14日閲覧。
- ^ “理工系の数学入門コース 新装版(岩波書店)”. 電子書籍 | BOOK☆WALKER. 2023年10月14日閲覧。