滝の焼餅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
滝の焼餅
和田乃屋本店から眺める白糸の滝

滝の焼餅(たきのやきもち)は、徳島県徳島市を中心に製造・販売されている銘菓和菓子)。「とくしま市民遺産[1]」及び「とくしま特選ブランド(加工食品部門)[2]」の1つ。

概要[編集]

天正13年(1585年)、蜂須賀家政徳島城を築城した際に献上されたと伝わる、藩主の御用菓子とされた菓子[3][4]眉山にある白糸の滝が名前の由来である[3]

眉山の中腹から湧く錦竜水を使って作られ、もち米うるち米の粉をこねて作った皮に漉し餡を詰め、最後に菊紋を押して焼き上げる[3][4][5]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ とくしま市民遺産”. 徳島市公式ウェブサイト. 2020年8月15日閲覧。
  2. ^ とくしま特選ブランド一覧” (PDF). 徳島県ホームページ. 2020年8月15日閲覧。
  3. ^ a b c 滝の焼餅について”. 和田の屋. 2020年8月15日閲覧。
  4. ^ a b 「四国food記 和田の屋 滝の焼餅 徳島市 優美な甘さ 御用達」『読売新聞』、2018年7月25日、28面。
  5. ^ 「週刊まちぶら 234 常慶院滝薬師かいわい 老舗の銘菓は素朴な味」『朝日新聞』、2012年1月31日、30面。

外部リンク[編集]