清心寺 (深谷市)

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清心寺
所在地 埼玉県深谷市萱場441
位置 北緯36度11分36.8秒 東経139度16分13.7秒 / 北緯36.193556度 東経139.270472度 / 36.193556; 139.270472座標: 北緯36度11分36.8秒 東経139度16分13.7秒 / 北緯36.193556度 東経139.270472度 / 36.193556; 139.270472
山号 石流山[1]
院号 八幡院[1]
宗派 浄土宗[1]
本尊 阿弥陀如来[1]
創建年 天文18年(1549年[1]
開山 萬誉玄仙[1]
開基 岡谷清英[1]
正式名 石流山八幡院清心寺
文化財 板石塔婆(深谷市指定文化財)、平忠度供養塔(深谷市指定史跡)
法人番号 1030005013695 ウィキデータを編集
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清心寺(せいしんじ)は、埼玉県深谷市萱場にある浄土宗寺院

歴史[編集]

1549年天文18年)、岡谷清英の開基である。清英は深谷上杉家の家臣で、萬誉玄仙を招聘して寺を創建した。境内には、清英の末裔の岡谷繁実の墓がある[2]

当寺には、「平忠度供養塔」がある。平忠度平家一門の一人で平清盛の異母弟であるが、一ノ谷の戦い岡部忠澄に討たれた。戦後、岡部忠澄は平忠度の遺髪を貰い受け、自領に供養塔を建てた。これが「平忠度供養塔」である[2]

文化財[編集]

  • 板石塔婆(深谷市指定文化財 昭和33年11月3日指定)[3]
  • 平忠度供養塔(深谷市指定史跡)[4]

交通アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g 新編武蔵風土記稿 萱場村.
  2. ^ a b 花井泰子、花井敬、青木忠雄『さいたま寺社めぐり 夫婦で訪ねた四季の寺社76選』幹書房、1999年、144頁。 
  3. ^ 考古資料深谷市
  4. ^ 史跡深谷市

参考文献[編集]

  • 花井泰子、花井敬、青木忠雄 著『さいたま寺社めぐり 夫婦で訪ねた四季の寺社76選』幹書房、1999年
  • 「萱場村 清心寺」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ232榛沢郡ノ2、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:764011/66