池田政時

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池田政時

池田 政時(いけだ まさとき、1872年10月1日(明治5年8月29日[1]) - 1940年昭和15年)7月9日[1][2])は、明治から昭和期の政治家華族貴族院子爵議員位階勲等正三位勲二等[2]

経歴[編集]

岡山藩主・池田慶政の四男として生まれる[1][3]。その後、旧備中生坂藩主・池田政礼の養子となる[1][3]。養父の死去に伴い、1907年(明治40年)10月25日に子爵を襲爵した[1][3][4]

1887年(明治20年)アメリカ合衆国に留学し、その後、東京帝国大学法科大学を修了[2][3]1903年(明治35年)友隣生命保険に入社し、その後、十五銀行などで勤めた[2][3]

1911年(明治44年)7月10日、貴族院子爵議員に選出され[5][6]研究会に所属して活動し[2]、死去するまで5期在任した[2][7]

墓所は高輪東禅寺だが、藪に囲まれており、立ち入ることができなくなっている。

親族[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g 『平成新修旧華族家系大成 上巻』129-130頁。
  2. ^ a b c d e f 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』35頁。
  3. ^ a b c d e 『人事興信録 第12版 上』イ145頁。
  4. ^ 『官報』第7299号、明治40年10月26日。
  5. ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、20頁。
  6. ^ 『官報』第8427号、明治44年7月25日。
  7. ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、50頁。

参考文献[編集]

  • 人事興信所編『人事興信録 第12版 上』人事興信所、1940年。
  • 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
  • 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成 上巻』霞会館、1996年。


日本の爵位
先代
池田政礼
子爵
生坂池田家第2代
1907年 - 1940年
次代
池田政英