武蔵野総合体育館

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武蔵野総合体育館
Musashino Sports Complex.
武蔵野総合体育館正面入口
施設情報
愛称 武蔵野体育館
正式名称 武蔵野総合体育館
用途 屋内スポーツ、トレーニング
事業主体 武蔵野市
管理運営 財団法人武蔵野生涯学習振興事業団
階数 地上4階(中3階)
竣工 1989年10月
所在地 180-0001
東京都武蔵野市吉祥寺北町5-11-20
位置 北緯35度43分4.14秒 東経139度34分2.7秒 / 北緯35.7178167度 東経139.567417度 / 35.7178167; 139.567417
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武蔵野総合体育館(むさしのそうごうたいいくかん、Musashino Sports Complex.)は、東京都武蔵野市にある屋内総合スポーツ施設。1989年平成元年)11月に完成。武蔵野市と財団法人武蔵野生涯学習振興事業団(2010年4月1日に武蔵野スポーツ振興事業団より改称)が運営している。隣接する武蔵野陸上競技場と一体化したスポーツ施設となっている。

武蔵野陸上競技場から見た総合体育館

概要[編集]

隣接する武蔵野陸上競技場は昭和時代(戦前)からの古い歴史を持っているが、この総合体育館は1989年(平成元年)10月に落成した新しい体育館である。11月3日、武蔵野開村100年目の記念事業の一つとして、新装となった陸上競技場、温水プールとともにオープンした。

主にバレーボールバスケットボールバドミントンハンドボール卓球フットサルといった球技や、弓道柔道剣道など、屋内でのスポーツで使用するほか、体力測定やトレーニングでも使用される。また、市内の小・中学校の体育の授業や体育系の部活動で使用されることもある。

沿革[編集]

  • 1976年昭和51年)3月 - 武蔵野市議会にて「市民総合体育館に関する講願」が採択される。
  • 1989年平成元年)9月 - 財団法人武蔵野スポーツ振興事業団(現・武蔵野生涯学習振興事業団)発足。
  • 1989年(平成元年)10月 - 総合体育館、温水プール完成。陸上競技場改修完成。11月3日オープン。
  • 2011年(平成23年)3月11日 - 東北地方太平洋沖地震により損壊した。そのため同年4月に実施される統一地方選挙の開票所から外された[1]

フロア構成[編集]

武蔵野総合体育館のフロア構成
設備 規模 用途 備考
4 弓道場 射場102m2(5人立)
弓道:射距離28m
アーチェリー:射距離30m
弓道アーチェリー
柔道場 228m2(128畳)、15m×15m 柔道剣道空手太極拳ヨーガ
剣道場 228m2、15m×15m 柔道、剣道、空手、太極拳、ヨーガ
3 大会議室 133m2、約90席
(2分割使用可)
会議など
視聴覚室 101m2、約63席 会議など
和室研修室 101m2、33畳
(2分割使用可)
会議、研修など
洋室研修室 37m2、約18席 会議、研修など
AVコーナー 141m2
(ビデオブース6台)
スポーツ関係のビデオソフトの視聴 ビデオ(約800本)
野外活動センター
中3階 図書コーナー 規模:128m2
用途:スポーツ野外活動関係の書籍雑誌の閲覧
(雑誌約25種類、書籍400冊)

むさしの・多摩・ハバロフスク協会
武蔵野市体育協会
2 サブアリーナ 847m2、23m×33m
天井高9m
(2分割使用可)
バレーボール(2面)、バスケットボール(1面) 、バドミントン(4面)、卓球フットサル
ランニング走路 1周180m ジョギングウォーキング 2 - 3階吹き抜け部分
※メインアリーナで大会等が行われている場合は使用不可
コミュニティデッキ
陸上競技場スタンドと直結
レストラン「クレア」
選手控席
更衣室
WC
陸上競技場スタンド
5000席
1 メインアリーナ
1,730m2、45m×37m
天井高13.7m
(2分割、3分割使用可)
395席
バレーボール(3面)、バスケットボール(2面)、バドミントン(10面)、ハンドボール(1面)、卓球、フットサル、新体操
卓球室 320m2、卓球台8台 卓球
体力測定室 94m2 体力測定 ※中学生以下は利用不可
トレーニング室 420m2 トレーニング ※中学生以下は利用不可
幼児室 128m2 遊戯用 ※未就学児向け、無料開放
軽体操・ダンス室 369m2 15m×23m
(3分割使用可)
各種ダンス体操
玄関ホール
受付
事務室
相談室
武蔵野生涯学習振興事業団
更衣室(×2)
WC(×2)

交通アクセス[編集]

  • JR中央線 三鷹駅北口より関東バス(北裏行、武蔵関駅行、田無橋場行)「武蔵野市役所前」下車(徒歩2分)
  • JR中央線・京王井の頭線 吉祥寺駅北口より
    関東バス(柳沢駅行=武蔵野市役所経由)→「武蔵野市役所前」下車(徒歩2分)
    ムーバス(北西循環)「33 扶桑通り」下車(徒歩5分)
  • JR中央線・西武多摩川線 武蔵境駅北口より関東バス(三鷹駅行=武蔵野大学経由)「武蔵野営業所」下車(徒歩10分)
  • 西武新宿線 武蔵関駅より関東バス(三鷹駅行)「武蔵野市役所」前下車(徒歩2分)

利用[編集]

  • 開館時間 9:00 - 21:30(※施設貸切の申し込みは21:00まで)
    ※ただし、18:00以降の中学生以下の利用には責任者の付き添いが必要となる。また、一部、中学生以下の利用ができない設備もある。
  • 休館日 毎月15日(土・日曜日、祝日にあたる場合は翌平日)、12月28日18:15 - 翌年1月3日

主に個人利用では市民カードが必要となる。団体利用は事前申し込みが必要で、抽選制となっている。なお、毎年体育の日10月第2月曜日)は本体育館1階のトレーニング室や、隣接している温水プールなどを市民向けに一般開放を行う。

主な用途[編集]

  • 球技各種(バレーボール、バスケットボール、バドミントン、ハンドボール、卓球、フットサルなど)
  • トレーニング、体力測定
  • ジョギング、ウォーキング
  • 武術各種(柔道、剣道、弓道)
  • 体操、ダンス各種(エアロビクスなど)
  • 各種会議、研修
  • 大会各種
  • 武蔵野市内の小・中学校の体育授業
  • 武蔵野市内の中学・高等学校・大学の運動部活動
  • スポーツサークルの活動
  • 各種スポーツ教室
  • 市民参加イベント

など

周辺の体育施設[編集]

陸上競技場・総合体育館・プール各施設の全体模型(総合体育館内に展示)

その他関連施設[編集]

  • 武蔵野市立自然の村(長野県川上村にある青少年育成を目的とした野外施設)

脚注[編集]

  1. ^ 計画停電 選管ヤキモキ”. 読売新聞 (2011年3月23日). 2011年3月27日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]