橋本清之助

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橋本 清之助(はしもと せいのすけ、1894年(明治27年)2月9日 - 1981年(昭和56年)7月10日)は、日本政治運動家翼賛政治体制協議会翼賛政治会事務局長。第二次世界大戦後は日本原子力産業会議初代事務局長を務める。

日本の原子力産業界において隠然たる力を発揮した人物として知られる。その一方で、「われわれ原子力関係者は社会と ファウスト的契約を結んだ。すなわち、われわれは社会に原子力という豊富なエネルギー源を与え、それと引きかえに、これが制御されないときに、恐るべき災害を招くという潜在的副作用を与えたのである」との言葉を残したと伝えられる[1]

略歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 自著を語る-「悪魔」と手を結んだ男たちの言葉 田原総一朗 本の話WEB
  2. ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年、52頁。
  3. ^ 『官報』第5729号、昭和21年2月20日。
  4. ^ 佐野眞一『巨怪伝 下』(文藝春秋(文春文庫)、2000年)pp. 209

参考文献[編集]

  • 奥健太郎『橋本清之介遺稿』(慶應義塾大学法学部内法学研究会『法学研究 第78巻第10号』(2005年) 掲載)