柳和龍

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柳 和龍(ユ・ファヨン、유 화용1944年2月15日 - )は、大韓民国ソウル特別市出身の元プロボクサーで、プロボクシングトレーナーである。

マスメディアではたびたび日本語読みで「リュウ・ワリュウ」と呼ばれる。

来歴[編集]

1970年6月17日、東京でプロデビュー。

1971年8月7日、初代韓国ジュニアライト級王座を獲得。

韓国と日本で試合を重ね、1975年6月16日、後の世界王者ロイヤル小林にKO負けを喫し引退。

戦績は19戦9勝9敗1分け。

引退後はトレーナーに転向。母国で世界王者パク・チョンヒ、柳換吉を育てた後、京浜川崎ジム畑山隆則と出会い、後に横浜光ボクシングジムへともに移籍。1998年、エディ・タウンゼント賞を受賞。

畑山の一時引退を機に松田ボクシングジムへ移籍。石原英康を東洋太平洋王座、世界挑戦へと導いた。

2007年、名古屋市内のアマチュアジムのトレーナーに就任。