柘植一雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

柘植 一雄(つげ かずお、1926年8月1日 - 1996年11月30日 )は、日本の西洋史学者。専門は、古代ギリシャ史・ヘレニズム史。関西学院大学教授、文学部長、学長を歴任した。

略歴[編集]

1926年広島県広島市生まれ。1948年、関西学院大学文学部神学科に入学するも、1951年に文学部史学科に転科する。粟野頼之祐に師事し、古代ギリシャ史・ヘレニズム史を専攻。同大学院博士課程を経て、1956年に文学部嘱託助手となり、1972年、教授に就任する。文学部長を歴任後、1989年から、学長を2期5年務めた。1995年3月に同大学退職。

著書[編集]

  • 地中海世界(世界の歴史 / 筑摩書房編集部, 4) 筑摩書房, 1961.1
  • 「古代史講座」(1965年)
  • 「岩波講座世界歴史」(1969年)
  • 「オリエント史講座」(前嶋信次, 杉勇, 護雅夫編集, 第3巻)(学生社、1982年)

出典・外部リンク[編集]

学職
先代
武田建
1985年11月 - 1989年3月
関西学院大学学長
1989年 - 1994年3月
次代
柚木学
1994年4月-1997年3月