架空 (雑誌)

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漫画雑誌架空 (かくう)は日本の同人漫画誌。セミ書房(西野空男が主宰する同人サークル)発行。

概要[編集]

2006年、伝説の漫画雑誌『ガロ』に系譜されるマイナー漫画の復権を唱えて『幻燈』作家の西野空男斎藤種魚木下竜一らとともに発行。

2009年8月には「別冊架空~特集冬の時代~」という別冊も発刊され、2010年4月から月刊化をスタートさせている。

2010年には第14回(2010)「文化庁メディア芸術祭 マンガ部門」で西野空男は「漫画雑誌架空」で審査員推薦作品に選ばれている[1]

現在では不定期で16号まで発刊され、編集を漫画家・川勝徳重が引き継いでいる(2018年現在)[2]

主な執筆陣[編集]

主な執筆陣として、オカダシゲヒロ川崎ゆきお黒川じょん三本美治堀道広斎藤潤一郎キクチヒロノリ川勝徳重豊田徹也藤宮史香山哲まどの一哉、鳥子悟(太田基之)、おんちみどりうらたじゅん甲野酉木下竜一斎藤種魚屋我平勇手栗天狗郎非常夢遊口かなしきじゅんこ、など。

バックナンバー[編集]

  • 架空〈01〉2006.12
  • 架空〈02〉2008.04
  • 架空〈03〉2010.04
  • 架空〈04〉2010.05
  • 架空〈05〉2010.06
  • 架空〈06〉2010.07
  • 架空〈07〉2010.08
  • 架空〈08〉2010.09
  • 架空〈09〉2010.10
  • 架空〈10〉2010.11
  • 架空〈11〉2010.12
  • 架空〈12〉2011.01
  • 架空〈13〉2012.06
  • 架空〈14〉Spring 2015
  • 架空〈15〉Spring 2017
  • 架空〈16〉Spring 2017

出典[編集]

  1. ^ 歴代受賞作品, 文化庁メディア芸術祭. “漫画雑誌架空 | 審査委員会推薦作品 | マンガ部門 | 第14回 2010年”. 文化庁メディア芸術祭 歴代受賞作品. 2020年12月29日閲覧。
  2. ^ 漫画雑誌 架空15号、16号 同時発行 - タコシェ

外部リンク[編集]