東経141度線
東経141度線(とうけい141どせん)は、本初子午線面から東へ141度の角度を成す経線である。北極点から北極海、アジア、太平洋、オーストラレーシア、インド洋、南極海、南極大陸を通過して南極点までを結ぶ。東経141度線は、西経39度線と共に大円を形成する。
境界[編集]
ニューギニア島では、東経141度線がインドネシアとパプアニューギニアの国境の一部になっている。東経141度線はフライ川と2度交わるが、2つの交点の間はフライ川が国境となっている。南の交点より南は、東経141度線よりわずかに東に平行して国境線が引かれている。
オーストラリアでは、東経141度線が南オーストラリア州の東の境界の一部になっており、クイーンズランド州・ニューサウスウェールズ州と接する。南オーストラリア州とビクトリア州との境界は、本来は正確に東経141度線であるが、測量時の誤りにより約3.6km西にずれた東経140°57'45"線になっている。
通過する地域一覧[編集]
東経141度線は、北極点から南極点まで南に向かって以下の場所を通っている。
脚注[編集]
- ^ Darby, Andrew (2003年12月22日). “Canberra all at sea over position of Southern Ocean”. The Age 2013年1月13日閲覧。
- ^ “Indian Ocean”. Encyclopaedia Britannica. 2013年1月13日閲覧。