東川 (池田町)

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東川(旧・清水川・えびの川)
池田小学校付近の東川(2020年4月)
水系 一級水系 木曽川水系
種別 一級河川
延長 6.00 km
水源 岐阜県揖斐郡池田町
河口・合流先 杭瀬川
流域 岐阜県
地図
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大垣市周辺河川の位置関係図

東川(ひがしがわ)は、木曽川水系の一級河川岐阜県揖斐郡池田町を流れる。杭瀬川牧田川揖斐川を経て伊勢湾に至る木曽川の4次支川[1][2]

解説[編集]

東川(ひがしがわ)は、牧田川支流の杭瀬川に合流する一級河川である。

第二次世界大戦前はかなりきつい勾配があり、流れが急で、水量の多くなる梅雨から夏にかけて、子供が流されそうなところもあった。当時はハンノキが並んで生えていて、堤防らしいものはなかった。(ふるさとやわたの川と道p20-22参照)

昭和50年代頃までは川の生き物も多く生息していて、夏には子供たちが泳いで遊ぶことができた。

昭和の終わりごろは川も汚れて生き物が少なくなってきていた。(ふるさと池田文庫Ⅰ 池田よもやま話p132-135参照)

1988年春にカワニナを放流する活動を始めた。それがきっかけで東川ほたる祭りが始まった。当初は夏のほたるが出るころの夕方、子供たちが集まって、花火をしたり、東川をきれいにする話し合いをしたりと、ささやかな子供会行事だった。現在では出店や、打ち上げ花火、灯篭流し等多数の行事が行われている。毎年6月第2土曜日夕方実施。(オープンスクール20年の歩みp66-67参照)

1992年5月25日、池田小学校の行事で冬季プールで育てた鯉を東川に放流している。(オープンスクール20年の歩みp21参照)

1999年には池田小学校と池田小附属幼稚園との交流、「幼小なかよし活動」でいかだを作って東川で遊べるほどきれいになった。(オープンスクール20年の歩みp50参照)

2020年から2022年まで新型コロナウィルスの為、東川ほたる祭りは中止になった。

2022年6月11日は打ち上げ花火のみ打ち上げられた。

2023年6月10日、東川ほたる祭り再開予定。

地理[編集]

池田町東部を北から南へ流れ、池田町立池田小学校の東側、岐阜県立池田高等学校の西側を流れている。

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • オープンスクール 20年の歩み 池田町立池田小学校・同附属幼稚園創立20周年記念事業実行委員会(1999.11.7発行)
  • ふるさとやわたの川と道 池田町八幡公民館(2000.6.20発行)
  • ふるさと池田文庫Ⅰ 池田よもやま話 池田町図書館(2001.3.24発行)

外部リンク[編集]

木曽三川流域自治体連携会議