李章旭

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李章旭
誕生 1968年(55 - 56歳)[1]
ソウル特別市
職業 詩人
言語 韓国語
国籍 大韓民国の旗 韓国
教育 高麗大学校露語露文学科、高麗大学校大学院文学博士
活動期間 1994年 -
ジャンル
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李章旭
各種表記
ハングル 이장욱
漢字 李章旭
発音: イ・ジャンウク
英語表記: Lee Jang Wook
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李 章旭(Lee Jang Wook、イ・ジャンウク、1968年 - )は韓国詩人ソウル特別市出身[1][2]

略歴[編集]

高麗大学校と大学院でロシア文学を専攻しながら、同時に詩に対しても興味を示してきた。1995年に文芸誌『現代文学』の詩部門の新人賞に当選し、本格的な作品活動をスタートさせた。李の詩の特徴は、夫々の詩語は具体的ではっきりしているが、それが結合した文章と文章の連結方式は夢幻的であると言われ、具体性と抽象性を絶妙にあわせ持っている。

また詩の創作だけでなく、2005年には長編小説『칼로의 유쾌한 악마들(カロの愉快な悪魔)』で『文学手帳』の作家賞を受賞するなど、小説家としての活動も並行し、また当代の難解な詩を鋭く分析し、積極的に擁護した文学評論家としても有名である。

年譜[編集]

  • 1994年、『現代文学』詩部門新人賞受賞。
  • 2003年、第8回『現代詩学』作品賞。
  • 2005年、第3回『文学手帳』作家賞授賞。
  • 2010年、第1回『文学トンネ』若い作家賞優秀賞。
  • 2011年、第1回文知文学賞授賞。
  • 2013年、第4回『文学トンネ』若い作家賞受賞。

邦訳作品[編集]

代表作品[編集]

  • 2002年、내 잠 속의 모래산(私の眠りの中の砂山) [1]
  • 2005年、칼로의 유쾌한 악마들(カロの愉快な悪魔たち)、혁명과 모더니즘(革命とモダニズム)、나의 우울한 모던 보이(私の憂鬱なモダンボイ)
  • 2006年、정오의 희망곡(正午の希望曲)
  • 2010年、고백의 제왕(告白の帝王)
  • 2011年、생년월일(生年月日)
  • 2013年、천국보다 낯선(天国より見知らぬ)
  • 2014年、우리 모두의 정귀보(私たち皆のチョン・グィボ)

脚注[編集]

  1. ^ a b c [1] NAVER(韓国語) 2014年閲覧。
  2. ^ アーカイブされたコピー”. 2014年2月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月10日閲覧。 한국문학번역원 문인DB 이장욱 2014年閲覧。