札樽間高速バス共通カード

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札樽間高速バス共通カード(さっそんかんこうそくバスきょうつうカード)は、札幌~小樽間の高速バスジェイ・アール北海道バス北海道中央バス両社での利用ができた乗車カードである。

概要[編集]

北海道中央バス、ジェイ・アール北海道バスそれぞれで運行していた札幌~小樽間高速バスの共同運行開始に伴い、2001年12月1日より共通で利用できる乗車カードが導入された。

販売額・利用可能額[編集]

  • 3,000円カード - 3,300円分利用可能
  • 10,000円カード - 11,500円分利用可能

利用可能路線[編集]

  • ジェイ・アール北海道バス
    • 高速おたる号

利用方法[編集]

廃止について[編集]

北海道中央バス、ジェイ・アール北海道バスでは、2013年6月22日よりIC乗車カード「SAPICA」を札幌近郊で導入し、2014年5月20日より中央バスにおけるエリアを拡大した。

それに伴い、前述のSAPICAエリア拡大と合わせて札樽間高速バス共通カード、中央バスの中央バスカード、買い物回数券、ジェイ・アールバス(札幌圏各線。日勝線ではSAPICAを導入せず、ジェイ・アールバスカードのうちの普通カードのみ運用継続)のジェイ・アールバスカード、とくとくバスカードについて、2014年9月30日を以って発売終了、2015年3月31日を以って使用終了とすると発表された[1][2]。使用終了の翌日から5年間、本カードは中央バスの窓口でのみ(ジェイ・アールバスの窓口では非取り扱い[3])無手数料で払戻しを行っている[4]

脚注[編集]

関連項目[編集]