本村亮輔

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本村亮輔
Ryousuke Motomura
熊本ヴォルターズ  No.14
ポジション SG
基本情報
愛称 モトムー
日本 本村亮輔
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1996-12-26) 1996年12月26日(27歳)
出身地 佐賀県佐賀市
身長 185cm (6 ft 1 in)
体重 82kg (181 lb)
キャリア情報
高校 土浦日本大学高等学校
大学 日本大学
経歴
2019熊本ヴォルターズ
2019-熊本ヴォルターズ
特別指定選手での在籍
選手情報 ウィキデータを編集 B.LEAGUE.jp

本村 亮輔(もとむら りょうすけ、1996年12月26日 - )は、日本の男子バスケットボール選手である。

佐賀県佐賀市出身。ポジションはシューティングガード。身長185cm、体重82kg。熊本ヴォルターズ所属。

来歴[編集]

2012年4月に佐賀市立城西中学校よりバスケ強豪の土浦日本大学高等学校に進学。

3年次に同校男子バスケ部主将を務め、U-18日本代表に選出。

2014年長崎国体にて茨城代表(松脇圭志平岩玄杉本天昇)として出場し、ノンシードから勝ち上がり決勝まで進出した。第1シードから勝ち上がってきた福岡代表(津山尚大牧隼利増田啓介)に決勝こそ敗れはしたものの、大会得点王のタイトルを手にしている。

2015年4月に土浦日本大学高等学校より日本大学に進む。日大バスケットボール部4年次にはインカレ3位に輝いている。

4年次在学中の2019年2月、地元九州にある熊本ヴォルターズに特別指定選手として入団。契約時のエピソードとして、自らヴォルターズの門を叩き、直接入団希望を願い出て契約に至っている。

レギュラーシーズン13回出場、総プレイタイム97.21分(平均7.29分)、3.5PPG。

2019年6月4日、熊本ヴォルターズとプロ選手契約に合意[1]

2019年7月8日、トレーニング中に負傷し、一時離脱が発表される[2]

2020年1月29日、第20節ライジングゼファーフクオカとの試合中に負傷[3]

レギュラーシーズン43回出場(うちスターティング7回)、総プレイタイム756.34分(平均17.35分)、5.7PPG。

2020年5月13日、熊本と選手契約継続[4]

レギュラーシーズン55回出場(うちスターティング22回)、総プレイタイム1047.36分(平均19.02分)、6.0PPG。

2021年5月21日、熊本と選手契約継続[5]

11月21日、第8節福島ファイヤーボンズ戦において負傷[6]

レギュラーシーズン48回出場(うちスターティング19回)、総プレイタイム829.06分(平均17.16分)、4.4PPG。

2022年6月14日、熊本と選手契約継続[7]

9月10日、ライジングゼファーフクオカとのプレシーズンマッチ後にゲームキャプテン就任が発表された[8]

11月13日、第7節バンビシャス奈良戦において負傷[9]

2023年2月4日、第20節西宮ストークス戦において負傷[10]

シーズン最終戦となる第32節香川ファイブアローズ戦でも負傷するなど、文字通り体を張ったプレイで活躍した。

レギュラーシーズン52回出場(うちスターティング13回)、総プレイタイム995.45分(平均19.08分)、5.4PPG。

2023年6月13日、熊本と選手契約継続[11]。継続に際し、「あとはB1に上がるだけ。今までお世話になった熊本の方達とB1に上がりたい」とコメントを発表した。

10月14日、福島ファイヤーボンズとの対戦中に転倒。脳震盪と診断され、11月6日インジュアリーリストに登録される[12]。2024年1月18日にリストより抹消[13]。1月20日の第17節神戸ストークス戦より復帰するが、第19節滋賀レイクス戦・第20節ベルテックス静岡戦は欠場した。次の第21節ライジングゼファーフクオカ戦には出場するが、第22節以後は出場することなくレギュラーシーズンを終えた。

経歴[編集]

特徴[編集]

  • 学生時代はオフェンスを中心に活躍したが、プロ入りに際して意識的に強化したと本人が語るよう、体を張ったディフェンスを展開することが多い。そのせいか、シーズン中たびたび負傷・欠場に見舞われている。
  • 本来のポジションはSGだが、2019-2020シーズンの一時期PGをつとめたことがある。後にインタビューで「大変だったが、得るものも多かった」と語っている。
  • オフェンスでは、相手の裏をかくトリッキーなドライブが目立っていたが、2021-22シーズン終盤からは正面から切り込んでいくアタックに加え、スリーポイントシュートも目立つようになった。特に、同シーズンのプレーオフ・セミファイナルでは、負傷した木田貴明に代わりポイントゲッターとしてチームを牽引した。2022-23シーズンに際してはシュートフォームを意識的に改良し、スリーポイントシュートの精度向上に努めている。
  • 2020-2021シーズン、佐々木隆成・木田とともに「魔界トリオ」として関連グッズが商品化された。

記録[編集]

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン
シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
B2 2018-19 熊本(特指) 17 0 7.3 .373 .217 .667 1.4 0.7 3.5
B2 2019-20 熊本 43 7 17.4 .395 .309 .723 1.3 2.0 5.7
B2 2020-21 熊本 55 22 19.0 .449 .247 .659 1.8 1.2 0.4 0.0 1.2 6.0
B2 2021-22 熊本 48 19 17.2 .483 .231 .577 1.3 0.8 0.7 0.0 0.8 4.4
B2 2022-23 熊本 52 13 19.1 .422 .373 .731 2.6 1.5 0.6 0.0 1.1 5.4

脚注[編集]

  1. ^ [player info 本村亮輔選手 選手契約(継続)合意のお知らせ]”. 熊本ヴォルターズ. 2023年2月13日閲覧。
  2. ^ https://twitter.com/K_VOLTERS/status/1148118519491379200”. Twitter. 2023年2月13日閲覧。
  3. ^ 熊本ヴォルターズ:VOLTERS”. www.facebook.com. 2023年2月13日閲覧。
  4. ^ 本村亮輔選手 2020-21シーズン選手契約(継続)のお知らせ”. 熊本ヴォルターズ. 2023年2月13日閲覧。
  5. ^ 本村亮輔選手 2021-22シーズン選手契約のお知らせ”. 熊本ヴォルターズ. 2023年2月13日閲覧。
  6. ^ #14 本村亮輔選手 負傷のお知らせ”. 熊本ヴォルターズ. 2023年2月13日閲覧。
  7. ^ 本村亮輔選手 2022-23シーズン 契約継続のお知らせ”. 熊本ヴォルターズ. 2023年2月13日閲覧。
  8. ^ co.,Ltd, FromOne. “熊本ヴォルターズのキャプテンに本村亮輔が就任…副キャプテンは谷口光貴と田渡凌”. バスケットボールキング. 2023年2月13日閲覧。
  9. ^ #14 本村亮輔選手 負傷のお知らせ”. 熊本ヴォルターズ. 2023年2月13日閲覧。
  10. ^ 本村亮輔選手の診断結果について”. 熊本ヴォルターズ. 2023年2月13日閲覧。
  11. ^ #14 本村亮輔選手 2023-24シーズン 契約合意(継続)のお知らせ”. 熊本ヴォルターズ (2023年6月13日). 2023年6月13日閲覧。
  12. ^ #14 本村亮輔選手 インジュアリーリスト登録のお知らせ”. 熊本ヴォルターズ (2023年11月6日). 2023年12月8日閲覧。
  13. ^ #14 本村亮輔選手 インジュアリーリスト抹消のお知らせ”. 熊本ヴォルターズ (2024年1月18日). 2024年1月19日閲覧。

外部リンク[編集]

関連項目[編集]