木ノ本嶺浩

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きのもと みねひろ
木ノ本 嶺浩
木ノ本 嶺浩
本名 木ノ本 嶺浩
生年月日 (1989-11-22) 1989年11月22日(34歳)
出生地 日本の旗 日本滋賀県
身長 175 cm[1]
血液型 B型[1]
職業 俳優
ジャンル テレビドラマ映画舞台
活動期間 2007年 -
配偶者 一般人女性(2023年 - )[2]
事務所 ヴィレッジエンターテイメント
公式サイト 公式プロフィール
主な作品
テレビドラマ
仮面ライダーW
オリジナルビデオ
仮面ライダーアクセル
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木ノ本 嶺浩(きのもと みねひろ、1989年11月22日[1][3] - )は、日本俳優である。滋賀県[3]大津市出身。本名同じ。株式会社ヴィレッジ・エンターテイメント事業部所属[1]。以前はJVCエンタテインメントに所属していた。

略歴[編集]

2006年、第19回ジュノンスーパーボーイコンテストにて、審査員特別賞を受賞。

2008年、テレビドラマ『貧乏男子 ボンビーメン』で俳優デビューした。

2010年1月から8月まで、平成仮面ライダーシリーズ仮面ライダーW』にて照井竜 / 仮面ライダーアクセル役を演じる。翌年には、同作品のスピンオフ作品『仮面ライダーアクセル』でVシネマ初主演も果たした[4]

2023年11月10日、一般女性との結婚を発表。自身のX(旧Twitter)にて、「これからも日々感謝を忘れず、より一層俳優業に邁進し真摯に作品と向き合って参ります」とした[2]

人物[編集]

  • 趣味は音楽鑑賞[1]。特技は空手、陸上競技[1]。資格は日商簿記(2級)・全商簿記(1級/会計部門)[1]
  • 地元滋賀県にあり、同じ名前の木ノ本駅長浜市)を気に入っている[5]
  • カラオケの18番で歌う曲は德永英明の『Rainy Blue』である。が、以前は否定していた。しかし、デビュー当時のインタビューで前述の曲であった事を思い出し以後は否定しなくなった。
  • 「自分を変えた言葉」は「夢物語も思い続ければそれはやがて現実になる」とのこと[6]

エピソード[編集]

  • 幼いころは「メタルヒーローシリーズ」に憧れて、『特捜ロボ ジャンパーソン』『ブルースワット』を観て育ったため、仮面ライダーアクセルのメカっぽさを見るとワクワクするという[7]
  • 「仮面ライダーシリーズ」も視聴していたが、木ノ本自身が車好きであるため、戦闘シーンよりも車の活躍に夢中になり、乗っていた車でライダーの好きな順を決めていた。一番好きなライダーは仮面ライダーゾルダ[7]
  • 『仮面ライダーW』では当初、主役オーディションを受けたが落選し、そのことが縁で「2号ライダーをやらないか」と再度声をかけられたという[8]
  • 木ノ本自身が空手をやっていたことから、仮面ライダーアクセルのスーツアクターを務めた永徳はそこも取り入れていたという[3]
  • ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー』への出演は、警官仮面ライダーの共演企画が実現しなかったことに加え、木ノ本がアクセルと共通項の多い『仮面ライダードライブ』への出演を望んでいたという噂を『W』『ドライブ』両作品のメインライターである脚本家の三条陸が耳にしたことから取り入れられた[9]。しかし、撮影当日に三条が木ノ本本人に確認したところ否定されたという[9]

出演[編集]

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

オリジナルビデオ[編集]

ネットムービー[編集]

舞台[編集]

  • トライフルエンターテインメント『コカンセツ!〜再演〜』(2011年9月21日 - 25日、天王洲銀河劇場
  • 『ドリームジャンボ宝ぶね〜けっしてお咎め下さいますな〜』(2013年1月6日 - 13日、青山劇場 / 2013年1月26日、梅田芸術劇場) - 山内容堂
  • 『刑事・ル』(2013年7月10日 - 19日、全労済ホールスペース・ゼロ
  • 『新年工場見学会2014』(2014年1月2日 - 4日、アトリエヘリコプター
  • 『僕等の図書室3〜みんなで読書会〜』(2014年5月3日 - 4日、銀座ブロッサムホール・2014年5月6日、シアター・ドラマシティ
  • 『ギャングアワー』(2014年9月30日 - 10月5日、新宿シアターモリエール) - 田中 役
  • 『聖☆明治座・るの祭典〜あんまりカブると怒られちゃうよ〜』(2014年12月19日 - 23日、明治座 / 12月27日、梅田芸術劇場) - 竹中半兵衛 役
  • 木ノ本嶺浩一人芝居『芥川龍之介の恋』(2015年8月1日 - 2日、JZ Brat SOUND OF TOKYO〈セルリアンタワー東急ホテル2F〉)
  • 『晦日明治座納め・る祭〜あんまり歌うと攻められちゃうよ〜』(2015年12月29日 - 31日、明治座 / 2016年1月16日、梅田芸術劇場) - ヨン 役
  • 東京マハロ 第16回公演『そして友は二度死んだ』(2016年4月30日 - 5月8日、赤坂RED/THEATER)
  • 方南ぐみ企画公演 朗読劇『逢いたくて…』(2016年5月14日、シアターサンモール
    • 東京マハロ 第17回公演『女子穴』(2016年7月6日 - 13日、赤坂RED/THEATER)
  • 『僕等の図書室 特別授業』(2016年12月24日 - 12月27日、12月31日、有楽町朝日ホール、サンケイホールブリーゼ)
  • SHATNER of WONDER #6『遠い夏のゴッホ』(2017年7月14日 - 23日、天王洲 銀河劇場) - ホセ 役
  • ラ・セッテ×イヌッコロ コラボ公演『まわれ!無敵のマーダーケース』(2017年10月12日 - 22日、サンモールスタジオ) - 藤澤 役
  • 『ゆく年く・る年冬の陣 師走明治座時代劇祭』(2017年12月28日 - 31日、明治座 / 2018年1月13日、梅田芸術劇場) - 伊達成実
  • ラ・セッテプロデュース『ギャングアワー』(2018年3月13日 - 18日、赤坂RED/THEATER) - 田中 役
  • 白痴』(2018年3月28日 - 4月1日、CBGKシブゲキ!!) - 気違い 役
  • 気晴らしBOYS第9回本公演『ふらちな侍』(2018年5月9日 - 13日、池袋あうるすぽっと)
  • 『歳が暮れる・YO 明治座大合戦祭』(2018年12月28日 - 31日、明治座 / 2019年1月19日、梅田芸術劇場) - 村上義清
  • LOOSER〜失い続けてしまうアルバム〜』(2019年6月6日 - 9日、品川プリンスホテル ステラボール / 6月15日 - 16日、森ノ宮ピロティホール)
  • 『明治座の変~麒麟にの・る』(2019年12月28日 - 31日、明治座) - 木下秀吉 役
  • 『忠臣蔵 討ち入・る祭』(2020年12月28日 - 31日.明治座)- 片岡源五右衛門 役
  • 『る・ぽえ』(2020年1月25日 - 2月2日、新国立劇場小劇場) - 萩原朔太郎 役
  • LIFE RESET?(2020年3月21日 - 29日、DDD青山クロスシアター)[19]
  • 7BOX『クイーンズ・スケッチ』(2020年9月16日 - 24日、CBGKシブゲキ!!) - ハンプティ(原重文) 役
  • ヒミズ(2021年9月18日 - 26日、Theater Mixa)[20]
  • 赤と黒のオセロ(2021年11月30日 - 12月5日、東京・アトリエファンファーレ東新宿)[21]
  • 舞台「象」(2022年4月6日 - 17日、KAAT神奈川芸術劇場大スタジオ)
  • 舞台『椿説 三銃士』〜One for all, All for one?〜(2023年4月28日 - 5月7日、ヒューリックホール東京 / 2023年5月12日 - 14日、COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール)

ラジオ[編集]

  • 木ノ本の金曜日(2012年4月6日 - 12月28日、WALLOP放送局)

ゲーム[編集]

ミュージックビデオ[編集]

  • 『I for you〜毎日がクリスマスイヴ〜』4 you(2012年12月12日)

バラエティ[編集]

  • 痛快TV スカッとジャパン(2019年10月21日、フジテレビ) - ショートドラマ出演者
  • 京都・味の大捜査線リターンズ(2020年8月22日 - KBS京都) - グルメ刑事 役

作品[編集]

雑誌[編集]

関連書籍[編集]

  • 風都探偵 第3巻(2018年 小学館) - 巻末に木ノ本のインタビュー記事が掲載(写真あり、全18ページ)。Wikipediaの本項についても触れている。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g 木ノ本 嶺浩 - ヴィレッジ エンターテイメント
  2. ^ a b ““仮面ライダーアクセル”木ノ本嶺浩が結婚報告「より一層俳優業に邁進」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2023年11月10日). https://www.oricon.co.jp/news/2302079/full/ 2023年11月10日閲覧。 
  3. ^ a b c 公式読本 2010, pp. 51–53, 「W CAST TALK_04 木ノ本嶺浩」
  4. ^ 俳優 木ノ本嶺浩さん”. 滋賀県ホームページ (2012年3月1日). 2023年11月10日閲覧。
  5. ^ 郷土愛的ラプソディー”. 木ノ本嶺浩オフィシャルブログ (2010年4月13日). 2023年11月10日閲覧。
  6. ^ 『仮面ライダーW キャラクターブック 2』より[要ページ番号]
  7. ^ a b 並木朋子(編)「木ノ本嶺浩 インタビュー」『HERO VISION』Vol.35、東京ニュース通信社、2010年2月7日、7頁、ISBN 978-4-86336-079-2 
  8. ^ 村瀬直志(編)「[インタビュー]木ノ本嶺浩」『宇宙船』Vol.128(2010春)、ホビージャパン、2010年4月1日、17頁、ISBN 978-4-7986-0027-7 
  9. ^ a b 『宇宙船』vol.151(2016 WINTER)、ホビージャパン、2015年12月29日、pp.48-49、ISBN 978-4-7986-1147-1 
  10. ^ a b 仮面ライダーゲイツのスピンオフ 2号ライダーのレジェンド3人が復活”. ORICON NEWS (2019年9月29日). 2019年10月6日閲覧。
  11. ^ “劇場版『仮面ライダーW』YouTubeで1ヶ月無料配信”. ORICON NEWS. (2019年4月26日). https://www.oricon.co.jp/news/2134491/full/ 2021年3月3日閲覧。 
  12. ^ “「日本の正月は仮面ライダーが守る!」3大ライダー共演にちびっ子ら熱狂”. ORICON NEWS. (2010年12月9日). https://www.oricon.co.jp/news/82842/full/ 2021年3月3日閲覧。 
  13. ^ 津田寛治、冨手麻妙、木ノ本嶺浩、五歩一豊が「人」に出演、吉村界人の姿捉えた特報公開”. 映画ナタリー (2021年7月2日). 2022年2月5日閲覧。
  14. ^ 映画『車軸』作品情報”. 映画.com. エイガ・ドット・コム. 2023年11月18日閲覧。
  15. ^ “夢に現れる「あの男」の都市伝説『THIS MAN』出口亜梨沙&木ノ本嶺浩主演で映画化”. シネマトゥデイ. (2024年1月31日). https://www.cinematoday.jp/news/N0141216 2024年1月31日閲覧。 
  16. ^ 都市伝説をもとにした「THIS MAN」公開日決定、日常が崩れていく人々捉えた場面写真も”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年3月27日). 2024年3月27日閲覧。
  17. ^ 『仮面ライダーリバイス ザ・ミステリー』ゲストは木ノ本嶺浩「照井さん、事件です。」”. マイナビニュース (2022年1月30日). 2022年2月5日閲覧。
  18. ^ “『グッドモーニング、眠れる獅子2』に賀集利樹、半田健人ら特撮俳優集結 渡邉美穂も続投”. Real Sound. (2023年3月7日). https://realsound.jp/movie/2023/03/post-1274070.html 2023年8月13日閲覧。 
  19. ^ 木ノ本嶺浩、田野優花らが出演 劇作家3人によるオムニバス作品 舞台『LIFE RESET?』第二弾の上演が決定”. SPICE (2020年1月15日). 2022年2月5日閲覧。
  20. ^ 「ドラゴン桜」で注目の西山潤が念願の初舞台&主演! 古谷実原作の舞台『ヒミズ』が9月に上演決定! 共演に三津谷亮・木ノ本嶺浩・久獅ら”. スマートボーイズ (2021年6月8日). 2022年2月5日閲覧。
  21. ^ 江頭美智留の「赤と黒のオセロ」、木ノ本嶺浩・鳳恵弥・朝倉伸二らが回替わりで出演”. ステージナタリー (2021年10月20日). 2022年2月5日閲覧。
  22. ^ CHARACTER”. 仮面ライダー バトライド・ウォー 創生 公式サイト. バンダイナムコエンターテインメント. 2016年1月8日閲覧。

参考文献 [編集]

外部リンク[編集]