朝戸峠

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朝戸峠(あさととうげ)は、鹿児島県奄美市名瀬町にある

概要[編集]

名瀬中心部南側に位置し、名瀬から住用古仁屋方面に向かう際に最初にぶつかる峠である。峠の西側には大川ダムがある。かつては国道58号の一部だったが、峠下に朝戸トンネルが開通すると旧道となり交通量は激減した。奄美大島では県道や国道が整備される以前、北から順に長雲峠本茶峠朝戸峠和瀬峠三太郎峠網野子峠地頭峠と並ぶ南北に伸びる尾根筋を中心に、尾根筋から集落へと通じる切通が整備されていた[1][要ページ番号]

歴史[編集]

1943年昭和18年)3月6日 名瀬から古仁屋までの県道が国道特38号線に制定され、朝戸峠もその一部となる[2]。戦後、日本に奄美大島が日本に復帰してから国道58号として制定されたが1993年平成5年)11月峠下に朝戸トンネルが開通し旧道となった[3]

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 参考資料:甲斐素純・前山光則・溝辺浩司・桃坂豊 著 『九州の峠』 1996年9月25日
  2. ^ 参考資料:海軍省 鹿児島県大島軍国道速成に関する件 1935年
  3. ^ 参考資料:奄美市立小中学校

関連項目[編集]