春斎英暁

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春斎 英暁(しゅんさい えいぎょう、生没年不詳)とは、江戸時代後期の浮世絵師

来歴[編集]

菊川英山および渓斎英泉の門人。はじめ英山に入門したが後に英泉の門人となる。姓は中山。春斎、英暁と号す。作画期は天保の頃で、天保9年(1838年)に刊行された為永春水作の人情本『祝井風呂時雨傘』は英泉が絵を描いているが、その巻ノ六に「画工門人春斎英暁模様」とある。

参考文献[編集]

  • おおさわまこと 『渓斎英泉』 郁芸社、1976年
  • 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年