日本学生協会基金

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日本学生協会基金(にほんがくせいきょうかいききん, 英文名称:Japan National Student Association Fund、略称:JNSA Fund)は、東京とその近郊の大学に通う約60名の学生で構成される非営利の任意団体である。英語教育に関する事業を主に行っており、高円宮杯全日本中学校英語弁論大会英語キャンペーンを主催している。事務局は読売新聞東京本社内。

主な事業[編集]

  • 高円宮杯全日本中学校英語弁論大会を読売新聞社と共に主催。
  • 夏休み期間中に地方の中学校に出向き英語キャンペーンを開催。
  • 下部組織としてJUSCOがあり、日本に滞在する留学生との交流を行っている。これは1960年に開設された日米学生会議(にちべいがくせいかいぎ, Japan-United States Student Congress(JUSCO))を母体とするものである。
  • 機関誌として「JNSA News」を毎月発行している。

沿革[編集]

  • 1946年 鈴木啓正が日本学生協会(JNSA)を設立。高松宮宣仁親王が名誉総裁に就任。設立の理念は、「21世紀の日本を担う国際性豊かな青少年を育てるために、国際語である英語を全国の学生、生徒に熟達させる事業を行うとともに、広くその普及を図り、日本文化の発展ならびに国際親善に寄与すること」。
  • 1985年 日本学生協会(JNSA)基金に改称。
  • 1986年 高円宮夫妻が名誉副総裁に就任。
  • 1987年 高松宮宣仁親王、薨去。宣仁親王妃喜久子が名誉総裁を継ぐ。
  • 1998年 高松宮杯第50回全日本中学校英語弁論大会開催。
  • 1999年 高円宮杯第51回全日本中学校英語弁論大会開催。
  • 2002年 名誉副総裁高円宮憲仁親王が薨去。
  • 2006年 創立者・理事長鈴木啓正が死去。小谷博之が理事長に就任。
  • 2012年 理事長小谷博之が死去。

外部リンク[編集]