日本医療整体学院

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日本医療整体学院(にほんいりょうせいたいがくいん)は、東京都荒川区東日暮里5-17-12に本拠地を置く疾患治療系整体学校である。また、学院直営の付属整体院を持つ。

漢方、鍼灸と並ぶ中国三大療法の一つ推拿(すいな)を、学習/取得すべき施術の基本としている。似た施術としては、按摩や整体などがあるが、推拿は、よりメディカルな意味合いが強く、中国では疾病の治療手段として、病院などの医療機関で中国医師による施術が行われている。

学院直営の付属整体院でも、推拿(すいな)の施術体系に基づいて安全や効果が認定された施術のみを行い、施術者独自の施術手法は禁じられている。

概要[編集]

2001年、経営コンサルタントの山本一成は、自らの患者経験(椎間板ヘルニアの手術失敗により、身体障害者手帳を所持)に基づいて、技術と理論に裏づけされた整体師を育成すべく整体学校を建学。

理事長の山本が2003年に心筋梗塞を患い、心臓専門病院での心臓リハビリテーションを経験したことから、心臓疾患整体を結びつけ、2007年4月、同校に心臓リハビリテーション整体コースを新設。

2011年、創立10周年記念事業の一環として、従来の心臓リハビリテーション整体コースに脳梗塞を加え、脳梗塞・心臓リハビリテーション整体コースへ改組。

2012年7月、脳梗塞・心臓リハビリテーション整体コースを心臓リハビリテーション医療整体コースへ改組改編。

学院直営の付属院には、すべての疾患患者を受け入れる日本医療整体学院治療センターのほか、オーセンティック整体院日暮里、同入谷整体院がある。

沿革[編集]

2001年4月1日、経営コンサルタントの山本一成が日本医療整体学院を建学。

2002年、疾患患者専門の日暮里治療センター、入谷整体院を開院。

2007年、心臓疾患に関する3年間の医療データ取得期間を経て、4月1日、心臓リハビリテーション整体コースを新設。同年4月1日、日本医療整体学院を母体とする心臓病患者会"命の存続の会"発足。

2008年、日暮里治療センターを改編し、日本医療整体学院治療センター開院。

2010年2月1日、オーセンティック整体院日暮里院を開院。

2011年4月1日、脳梗塞・心臓リハビリテーション整体コースへ改組。5月1日、整体経験者を対象とした<プロ整体師・指導者養成コース>、開業経験者を対象とした<開業研究科コース>を新設。8月1日、オーセンティック整体院もみじばし院を開院。

2012年7月1日、脳梗塞・心臓リハビリテーション整体コースを心臓リハビリテーション医療整体コースへ改組改編。

取得できる資格[編集]

コース別に定められた履修単位を消化し、資格認定試験に合格(実技・学科ともに80点以上が合格)することにより、日本医療整体学院が認定する民間資格、骨格矯正整体師を取得できる。資格取得後、グループ内の付属整体院に勤務できるのは、研究科コース(開業科・研究科)以上の者のみ。

心臓リハビリテーション医療整体コース[編集]

2007年、同学院にて国内で初めての心臓リハビリテーション整体コースを新設した。

同コースの授業は月に2回行っている。2011年4月より、脳疾患まで幅を広げ、現在のコース名となった。2012年7月、心臓リハビリテーション医療整体コースへと改組改編。

設置コース[編集]

  • 入門コース(2ヶ月)
  • 資格コース(1年)
  • 研究科コース/開業科・研究科(3年)
  • 心臓リハビリテーション医療整体コース(3年)
  • プロ整体師・指導者養成コース(整体師資格保持者、外部整体院での勤務経験者対象)
  • 開業研究科コース(開業経験者対象)

交通アクセス[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]