日乃出電工

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日乃出電工(ひのででんこう)とは、かつて大阪に存在した無線機器メーカー。

トランシーバーラジオラジコンを生産、販売していたが、デジタルプロポが普及し始めた頃に倒産する。 製品は当初、シングル式だったが、後にデジタルプロポを生産する。 ラインアップはどちらかというと高級機というより入門者~中級社向けで人気を博す。 大阪にはなぜか昔から無線機器メーカーが多く存在している。日之出電工もその一つである。

1950年60年ごろ、初心者向けの自作ラジオキットを多数販売していた。その中でも1960年ごろに杉本哲の自作ラジオ入門書「やさしいラジオ読本」の付録として販売された自作ラジオキット「ヒノデG-180S型ゲルマニウムラジオ」は当時の代表的な自作キットのひとつといわれている[1]

脚注[編集]

  1. ^ 日本ラジオ博物館”. 2015年3月6日閲覧。