文化放送ニュース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

文化放送ニュース(ぶんかほうそうニュース)は文化放送で放送しているニュース番組。同社のコンテンツ局[1][2]報道スポーツセンター(2013年4月5日 - 、それ以前は報道スポーツ制作部)が制作している。

自社取材だが、ニュースソースは共同通信産経新聞フジテレビニュース系列ポータルサイト「FNN.jpプライムオンライン」である。

放送時間[編集]

基本的に毎正時、または正時5 - 10分前の放送が基本だが、編成上の都合で時間が前後したり、全く放送しない時間帯がある。

2023年10月編成より下記の時間で放送している(開始時刻後の◎は天気予報・交通情報とセット、○は天気予報とセット、●は交通情報とセット[3])。

平日[編集]

土曜[編集]

※以降、ニュース速報・気象情報・鉄道の運転情報を挿入する場合は宿直担当者が伝えている[12][13]

日曜[編集]

※以降、ニュース速報・気象情報・鉄道の運転情報を挿入する場合は宿直担当者が伝えている[12]

備考[編集]

  • 開局 - 1959年1月31日は共同通信社 配信のニュースを放送していた。夕方は日刊スポーツ新聞社[15]の編集協力・協賛によるスポーツニュースがあった。
  • その後、産経新聞との業務提携を締結。1959年2月1日から番組タイトルは『サンケイ新聞ニュース』になったが、1970年代後半より、現在のタイトルに変更した[16]。改題当初は、一部の時間帯で『文化放送ニュースレーダー』のタイトルで放送[17]
  • また、同じ1954年2月1日からは産経新聞記者と論説員が日替わりでニュース解説を行う『産業ニュース解説』が1980年3月まで放送された。
  • 正午の全国ネットニュースの後に12時10分から5分間の報道特集番組『今日の焦点』がNRNネットで放送されていたが、1984年4月より『ニュースアップ』に改題され、1987年3月をもって終了した。
  • 1969年より1990年3月まで平日15時50分から10分間『ニュースデスク』が編成され、NRNネットで放送された。内容はニュース解説だが、当番組では解説者のことをキャスターと呼称していた。1980年代後半のキャスターは塩田丸男(元読売新聞記者)や四方洋(毎日新聞論説委員)等が務め、提供クレジットは吉田照美(当時同局アナウンサー)が読み上げていた。ながらく単独番組であったが、1985年4月より夕方のワイド番組に内包された。
  • 1994年から毎年1月2日1月3日に完全中継を実施している東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)と、毎年11月の第1日曜日に完全中継を実施している全日本大学駅伝対校選手権大会(全日本大学駅伝)では、午前中から正午をまたいで中継するため、レースの進行に応じて11時台の後半に文化放送制作のニュースを挿入している。ただし、箱根駅伝中継はJRNとのクロスネット局を含めたNRN加盟局の大半、全日本大学駅伝中継は2020年から東海ラジオ(駅伝のルートが放送対象地域に含まれるNRNシングルネット局)でも放送されているため、中継内では『全国のニュース[18]というタイトルを使用している。
  • 日曜のジングルは2020年4月5日より、平日・土曜とは異なる物を使用している。
  • 2020年4月13日より、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、一部枠の担当者の変更、ワイド番組内で制作班を2班に分ける対応を行っているため、代役アナや記者がニュースを読み上げる場合がある。
  • 2022年4月4日より、平日帯ワイド番組は (番組にアナウンサーが出演していても)報道部からアナウンサーを呼び出す方式を止め、出演しているアナウンサー(元アナウンサー)が原稿を読む形式に変更した[19]。同年7月3日より、一部の平日帯ワイド番組は報道部からのニュースが復活している。

関連番組[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 2023年7月1日より、それまでのコミュニケーションデザイン局から組織名を変更した。
  2. ^ 2021年6月30日までは放送事業局。
  3. ^ 天気予報・交通情報(前後の振り)は単独番組ではニュース担当者がそのまま伝え、生ワイド番組では番組出演者(主にアシスタント)が担当することが多い。
  4. ^ 交通情報 → ニュースという順序。
  5. ^ 独立局だが、かつてNRNに加盟していたラジオ関西を含む。
  6. ^ 交通情報 → ニュース → 天気予報という順序。
  7. ^ 月 - 木曜 25:00 - 27:00、金曜 23:00 - 27:00は対応が異なる。
  8. ^ 主に、吉田愛梨ジョイスタッフ所属のフリーアナウンサー)が担当
  9. ^ 同番組は収録放送で、同時ネット局のラジオ関西を除く時差ネット局はニュースなどを含まない状態で放送。
  10. ^ 前番組『ミスDJリクエストパレード〜8116サタデーアップ!』でも同じ対応。
  11. ^ 田村のスケジュールの都合で事前収録で放送する場合は、13:55の天気予報・交通情報の後に文化放送ニュースを放送する。この場合、ニュースは文化放送のみで放送。同時ネット局は放送しない。
  12. ^ a b 収録番組は楽曲音源の冒頭や番組エンディングのBGMのみの部分に被せる形で挿入する。
  13. ^ 担当者は17:00 - 20:00と20:00以降で交代する。後者は報道スポーツセンター記者の岡田紀子が日曜 8時台まで担当する。
  14. ^ 主に、岡田紀子(報道スポーツセンター記者)が担当
  15. ^ 当時はまだ独立系で、朝日新聞社傘下となったのは大阪版の事実上の前身であるオールスポーツが経営難になった際、経営権を大阪府朝日新聞社の販売店を経営していた折田平市を介して肩代わりした時に由来する。
  16. ^ 1976年、産経新聞保有株を大半譲渡したことで、以後は自社取材と共同通信社の配信が主体となる。
  17. ^ NRN系列局のラジオ大阪では平日 12:00からの放送分(全国ニュース)に自社制作のローカル ニュースを挿入する構成で、『ニュースレーダー』として編成していた。
  18. ^ 2024年1月3日に開催された「第100回東京箱根間往復大学駅伝競走」(復路)内の11時台のニュースでは、そのまま『文化放送ニュース』と呼称した。
  19. ^ 『ランチタイム ニュース』を除く。

関連項目[編集]