感染爆発〜パンデミック・フルー

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感染爆発〜パンデミック・フルー[注釈 1](かんせんばくはつ パンデミック・フルー)は、2008年1月12日の21:00 - 22:30(JST)に、NHK総合テレビドキュメンタリー番組NHKスペシャル』“最強ウイルス”のシリーズの第1夜として制作・放送されたテレビドラマである。

概要[編集]

設定日時は、2008年の11月。日本海に面する与田村(架空の村)で「H5NI型」と呼ばれる新型インフルエンザが相次いで確認される。政府は村を徹底的に封じ込めて根絶を図ろうするが、信じられないスピードでウイルスが東京中に蔓延し、感染者・死者は数万人に上る勢いとなる。このような状態の中、ある1人の医師が自分の病院でウイルスに感染した患者達を受け入れることを決める。

出演者の1人である佐藤慶は、本作が生前最後のテレビドラマ出演となった。

2008年1月15日深夜(日付上は同年1月16日未明)の24:10 - 25:40に再放送された。

出演[編集]

スタッフ[編集]

関連項目[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 本作品のタイトル「感染爆発〜パンデミック・フルー」は、「パンデミック」が「感染爆発」(爆発的な感染)という意味であるかのような印象を与える。しかし、パンデミックは「複数の国や地域にわたって(=世界的、汎発的に)多くの患者が発生するもの」(「パンデミック」を参照)を意味する。ドラマ内で描かれている1国内で大規模に流行する場合(段階)は、「エピデミック」や「アウトブレイク」の方が適切である。

外部リンク[編集]