御穂鹿嶋神社

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御穂鹿嶋神社
所在地 東京都港区4丁目15-1
位置 北緯35度38分49.03秒 東経139度44分57.31秒 / 北緯35.6469528度 東経139.7492528度 / 35.6469528; 139.7492528 (御穂鹿嶋神社)座標: 北緯35度38分49.03秒 東経139度44分57.31秒 / 北緯35.6469528度 東経139.7492528度 / 35.6469528; 139.7492528 (御穂鹿嶋神社)
主祭神 御穂:藤原藤房卿
鹿島:武甕槌神
創建 御穂:文明11年(1479年)
鹿嶋:寛永年間(1624年 - 44年)
例祭 6月10日
地図
御穂鹿嶋神社の位置(東京都内)
御穂鹿嶋神社
御穂鹿嶋神社
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御穂鹿嶋神社(みほかしまじんじゃ)は、東京都港区芝4丁目にある神社。

御穂神社と付近にあった鹿嶋神社を2004年(平成16年)に合祀した。御穂鹿嶋神社と称する[1]

旧社格は村社で、本芝地区(現・芝4丁目)の鎮守。

元々は「御穂神社」と「鹿嶋神社」という別の神社であったが、どちらも本芝地区の鎮守であったため、古くから「本芝両社」と称されていた。

氏子地域は芝四丁目、芝浦一丁目、芝浦二丁目、海岸ニ丁目、海岸三丁目。このため本芝町会、芝浦一丁目町会、芝浦二丁目町会、海岸ニ・三丁目町会が祭礼に参加している。

落語・芝浜のモデルになった芝浜とはこの地付近を指す。

沿革[編集]

  • 2004年 - 御穂神社と鹿島神社を合祀
  • 2006年 - 旧鹿嶋神社境内に新社殿が完成

御由緒[編集]

御穂神社 御由緒

後村上天皇の頃、当地に気高き老翁あり。俗人に交じりささやかな庵を結び村人を教え導いたという。翁の没後、その高徳を慕い庵の跡に宮所を設け尉殿の宮と崇めた。

鹿嶋神社 御由緒

 その昔、沖より芝浜に流れ着いた神殿がありました。波立つ海の中にあって、神殿の中に納められていた幣帛は少しも濡れることがなかったといいます。日を経て、常陸の国の人が神殿を探し求めて尋ねてきました。これは鹿嶋に鎮座するお社であるとして舟につないで漕ぎ帰りました。ところがこの神殿は再び芝浜の地に流れつき、「この浦に鎮まり坐すべし」との神託があったことから、この地でお祀りされるようになりました。

ご利益[編集]

  • 勝利祈願
  • 旅行安全
  • 武芸上達
  • 事業成功
  • 出世開運 ほか

交通アクセス[編集]

  • JR山手線 田町駅から徒歩5分
  • 都営三田線、浅草線 三田駅から徒歩2分

脚注[編集]

  1. ^ 東京都神社庁では御穂神社として登録されている。

外部リンク[編集]