建築3Dパース検定

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建築3Dパース検定
英名 Presentation of Architectural Design Session
略称 PADS
実施国 日本の旗 日本
資格種類 民間資格
分野 建築・教育
試験形式 CBT・インターネットによる課題提出
認定団体 一般社団法人 コンピュータ教育振興協会
認定開始年月日 2012年
等級・称号 初級・中級・上級 (全3級)
公式サイト http://www.acsp.jp/kentei/
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ウィキポータル ウィキポータル 資格
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建築3Dパース検定(けんちくスリーディーパースけんてい)は「一般社団法人コンピュータ教育振興協会」が実施する建築パース能力に関する検定である。

CAD利用技術者試験を主催する「一般社団法人コンピュータソフトウェア協会」が特別協賛している。

後援団体:日本建築士連合会/日本建築家協会/日本建築士事務所協会連合会/輸入住宅産業協議会

検定試験方法[編集]

インターネットによる、PCならびに建築系・汎用系3次元CADソフト/グラフィックソフトを利用した課題提出型の実技試験。 受験者は事前に公式サイトにて受験者登録を済ませ、専用Webページから、課題をダウンロードし、解答画を作成して、提出期限までに専用Webページに所定の方法でアップロードする。 課題として提供されるものは、作画条件やDXFの2次元図面等。

課題作成期間は1週間。ちなみに、第1回は平成24年2月1日 - 8日の8日間で実施された。

等級[編集]

初級・中級・上級の3段階の級があり、複数の評価項目について、それぞれ6段階評価を行い、総合得点によって級を決定する。 級の取得の有無にかかわらず、受験者全員に各自の評価表を提供するので、受験者は、自分の作品のどこが良くて、どこが悪いかということが理解できる。 上級評価者は建築プレゼンテーションのプロレベルであり、初級はパース作成を始めて間もない者、中級はその中間レベルである。

表彰制度[編集]

この検定の特徴は、資格試験でありながら、優秀作品を、金賞、銀賞、銅賞、佳作として表彰し、公式サイトにその表彰作品を公開していることである。

これは、建築実務におけるパース画の表現のあり方、あるいは、基準を示すものとしてスタートした、当検定の趣旨に基づいている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]